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立体特異的番号付け(りったいとくいてきばんごうづけ、)とは、主に生化学において脂質を含むグリセロール誘導体の立体配置を記述するための方法。グリセロール骨格に由来する立体異性体に限られるが、それらを統一的に記述することができる。 == 方法 == グリセロールはプロキラルな化合物で、3つの炭素原子のうち中央以外のどちらに置換基が導入されるかによって鏡像異性体を生じる。そこで3つの炭素原子にあらかじめ立体特異的な番号を付けておくことで立体異性を区別して表現することができる。具体的には、フィッシャー投影式で中央の炭素原子(2位)に結合する水酸基を左に置いたとき、上を1位、下を3位とする。別の表現をすれば、''pro-S''炭素を1位とする。 この方法で化合物を命名する場合には、glycerolの直前に''sn''-接頭辞(の意)をつけて明示する。ラセミ体の場合には''rac''-接頭辞、立体配置が不明の場合には''X''-接頭辞を付ける。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「立体特異的番号付け」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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