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立石隧道(たていしずいどう)は香川県高松市と木田郡三木町を結ぶ全長119.7mのトンネル。高松市側の麓にある集落名から通称、中村トンネル(なかむらトンネル)とも呼ばれる。 == 概要 == 高松市牟礼町原字中村と木田郡三木町大字井上字立石を結ぶ手掘り(素彫り)トンネルである。普通車以下であれば自動車の通行は可能であるが、自動車同士の対向はトンネル自体も前後の山道の区間共に不可能である。新立石トンネル〔市町の境にある県道38号三木牟礼線のトンネル〕の旧道ではあるが、路面は舗装されておりある程度の管理も行われている。 岩盤が露出した手掘りのトンネルであり、隧道内には照明設備は設置されていない。また両地区の坑口および周辺域は木々が生い茂っていて幅員も狭いため、三木町および高松市側県道より隧道へのアプローチ道に入った後は、中型自動車以上の通り抜けおよび小型自動車・軽自動車(二輪車のみ除く)を含めた自動車の対向をかわす事がほぼ不可能〔対向車をやり過ごすには、どちらかが民家地帯まで湾曲した道路を後退する必要があり、なおかつ私有地への侵入を行わねばならない。〕となっている。また隧道の前後数百メートルの道路は生い茂った木々と迫る崖のために昼間でも薄暗く道も左右に湾曲(カーブ)している。 以前は三木町側の坑口に道祖神地蔵が祀られ、牛の墓〔道祖神と同様に全国の峠や村境に見られる貨車や田んぼの鋤を引くための牛たちを纏めて弔うための一般的な塚。実際に何らかの特別な牛が葬られている墓ではない。また特に讃岐地方の「牛の墓」には地来による独特の伝統文化に由来するものである。これに関しては讃岐山脈#借耕牛も参照すること。〕が存在していたが、1990年11月30日以降これらの塚および石碑類は新道として整備され供与が開始された新立石トンネルへと移動されている。もとより、これら地蔵や牛の墓は地元住民によって管理・信仰され続けていたものである。なお、高松市側の坑口には監視カメラと警告看板が設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「立石隧道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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