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竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ、)は、地面を円形や方形に掘り窪め、その中に複数の柱を建て、梁や垂木をつなぎあわせて家の骨組みを作り、その上から土、葦などの植物で屋根を葺いた建物のことをいう。なお、「竪穴住居」(たてあなじゅうきょ)と表記することもある。〔『社会科 中学生の歴史 初訂版』(株式会社 帝国書院。平成17年3月30日文部科学省検定済。文部科学省検定済教科書 中学校 社会科用。教科書番号 46 帝国 歴史ー713)p 24に、「人々は地面に穴を掘り屋根をつける竪穴住居に住みました。」と記載されている。〕 == 概要 == 縦穴・竪穴という用語は、横穴という表現の対照として生まれた。英語表記の一つ「pit-house」は、厳密には、竪穴式住居のうちで、屋根以外は、竪穴自体で構成されている、つまり竪穴に屋根を被せた形の家屋ないしは住居のことをいうが、竪穴自体が浅く、地上部分のある竪穴式住居についてもこのように呼ぶ研究者がいるので日本語の『竪穴式住居』と、ある程度置き換えが可能である。 ヨーロッパでは、中石器時代からこの住居の形態が出現している。やがて、世界各地で、新石器時代に盛行するようになる。中国では、仰韶文化(ぎょうしょうぶんか、ヤンシャオぶんか)の代表的遺跡である西安の半坡遺跡(はんばいせき、バンホーいせき)で発掘されたものがよく知られている。これは、南側に階段のある出入り口を持つ約5メートル×4メートル、深さ80センチメートルの隅丸方形のもので内部に炉が見られるものである。また、アメリカ南西部のモゴヨン(Mogollon)文化やホホカム(Hohokam)文化の人々は、9世紀頃まで、入り口部分を張り出し状にした竪穴住居に住んでいたことが知られている。日本では、後期旧石器時代ごろから造られたと考えられており、北海道から九州にかけて18カ所の遺跡で確認され、特に伏屋A式竪穴住居と見られている建物跡がはさみ山遺跡(〈梨田地点〉大阪府藤井寺市)から出土した例がある〔太田博太郎監修執筆、藤井恵介ほか執筆『【カラー版】日本建築様式史』美術出版 1999年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竪穴式住居」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pit-house 」があります。 スポンサード リンク
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