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竹富町役場(たけとみちょうやくば)は、日本の地方公共団体である沖縄県八重山郡竹富町の執行機関としての事務を行う施設(役場)である。 日本の町村役場としては数少ない、自治体の外に設置されている役場の一つ〔災害などの理由で仮移転した場合を除く常設的なものとしては、竹富町以外に鹿児島県鹿児島郡に属する三島村と十島村がいずれも村外の鹿児島市に役場を置いている。過去には青森県下北郡東通村も隣接するむつ市に村役場を置いていた。〕。また、日本の市役所・町村役場としては最南端の役場でもある。 == 沿革 == 琉球王国時代の1524年、第二尚氏朝の第3代国王・尚真王に司法官として25年にわたって仕えた西塘は長年の勲功を評価され「竹富大首里大屋子」として八重山諸島の統治を任されるに至った。当初、蔵元は西塘の出身地である竹富島に置かれたが、港の整備が困難であったことから、後に石垣島の大川へ移転している〔竹富町のあゆみ 〕。 1896年、明治29年勅令第13号「沖縄県ノ郡編制ニ関スル件」の公布に伴い八重山郡となり、八重山島庁が設置される。その後、1907年から1908年にかけて沖縄県内の間切は島嶼町村制によって町ないし村に再編され、八重山郡は八重山村1村のみが設置される。しかし、八重山村は広大な範囲に多数の島々が点在することから運輸・交通に不便を極め、1913年に分村願が沖縄県知事へ提出されたことを受けて1914年2月に沖縄県令で石垣村(現在の石垣市西部)・大浜村(現在の石垣市東部)・竹富村・与那国村へ4分割された〔。 こうして1914年4月1日に竹富村が発足し、琉球王国時代に蔵元が置かれていた竹富島に村役場が置かれたが、石垣島と与那国島を除く多数の島々を管轄するため運輸・交通に不便を極める点は八重山村の頃とあまり変化がなく、1925年に石垣村登野城へ村役場出張所が設置される〔。そして石垣出張所設置から13年後の1938年には、村役場自体が竹富島から村外の石垣島へ移転した〔。八重山村から竹富村が分村されてから25年目のことであった。1945年には沖縄戦の激化に伴い、一時的に仮役場を村内の小浜島へ設置しているが、第二次世界大戦の終結後、アメリカ合衆国占領下において再び石垣島へ戻り、1948年に町制を施行し竹富町となった〔。 現在の役場は1977年に竣工したコンクリート3階建てで〔、石垣島への役場移転後としては3代目となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竹富町役場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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