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竹槍事件 : ミニ英和和英辞書
竹槍事件[たけやりじけん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たけ]
 【名詞】 1. bamboo 2. middle (of a three-tier ranking system) 
竹槍 : [たけやり]
 (n) bamboo spear
: [やり]
 【名詞】 1. spear 2. lance (shogi) (abbr) 
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

竹槍事件 : ウィキペディア日本語版
竹槍事件[たけやりじけん]
竹槍事件(たけやりじけん)とは、第二次世界大戦中の1944年(昭和19年)2月23日付け『毎日新聞』第一面に掲載された戦局解説記事が原因でおきた言論弾圧事件〔小野秀雄『増補 新聞の歴史』128頁〕〔春原昭彦『三訂 日本新聞通史』「第7章 新聞統制時代」223-225頁 新泉社 1987年〕〔東京12チャンネル報道部『証言4私の昭和史』「竹槍事件ー懲罰召集された新聞記者ー」162-173頁〕〔茶本繁正『戦争とジャーナリズム』「竹ヤリ事件」344-347頁 三一書房 1984年〕。
== 概要 ==
問題となった戦局解説記事は同社政経部の新名丈夫記者が執筆した記事(見出し作成は山本光春)で、「勝利か滅亡か 戦局は茲まで来た」という大見出しの下でまず「眦決して見よ 敵の鋏状侵寇」として南方における防衛線の窮状を解説し続いて「竹槍では間に合はぬ 飛行機だ、海洋航空機だ」として海軍航空力を増強すべきだと説いている(#『毎日新聞』(1944年2月23日付)の記事参照)。これは海軍航空力増強を渇望する海軍当局からは大いに歓迎されたが、時の東條英機陸相首相は怒り、毎日新聞は松村秀逸大本営報道部長から掲載紙の発禁〔発禁といってもこの日の朝刊はすでに配達済みで実効性はなかった。〕および編集責任者と筆者の処分を命じられた。毎日新聞社は編集責任者は処分したものの、筆者である新名記者の処分は行わなかったところ、その後ほどなく新名記者が37歳にして召集された〔東京12チャンネル報道部『証言4私の昭和史』「竹槍事件ー懲罰召集された新聞記者ー」162-173頁〕〔『毎日新聞百年史』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「竹槍事件」の詳細全文を読む




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