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笊川(ざるがわ)は、宮城県仙台市を流れる川である。名取川水系に属する一級河川で、名取川の支流である。古くは座留川と書いた〔1931年の浜田廉「名取鎮所考」(『仙台郷土研究』1巻2号)5頁等に座留川の表記がみられる。〕。 == 流路 == 笊川は名取川と広瀬川という二つの大きな川にはさまれた小河川である。奥羽山脈の深い山に水源を持つ両河川の水量の変動が少ないのに対し、丘陵部の水に依存する笊川は、降雨の有無による水量の変動が大きい。降れば降っただけ流れて後の流れが乏しくなるのが「ざる」の名の由来とする説がある。 太白山北麓の宮城県仙台市青葉区と太白区の境界付近に源を発し、両区の境界に沿って東に流れる。太白区に入り、右に太白山、左に佐保山を見て太白山自然観察センター付近を南東に流れて丘陵地を下り、宮城県仙台西高等学校、鈎取地区を流れ、太白区富沢で仙台平野に出る。東から南東に向きを変え、仙台市地下鉄富沢駅の南側を流れ、太白大橋の近くで名取川に合流する。 下流域で笊川は屈曲しつつ広瀬川・名取川合流点の手前で名取川に注いでいたが、河川改修で南東に向けてまっすぐ名取川に下るようになった。以前の流路は旧笊川に改称された。現在の本流は新笊川とも呼ばれる。 上流部は太白山の自然観察の森で、自然の動植物に富む。中・下流域は宅地化されて市街地となっている。下流部の地下鉄富沢駅周辺には桜の木が植えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笊川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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