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笥(け)とは、古代日本において食べ物を載せた器、すなわち食器一般を指す。 『万葉集』にて有間皇子が詠んだ歌に登場するほか、東大寺正倉院文書からは大笥・小笥・杯代笥・盤代笥・田笥・麻笥などの種類が存在したことが確認できる。『延喜式』では平安京及び畿内が貢納するものとして板笥・藺笥・円笥が挙げられている。 上下貴賎を問わず、広く用いられていたが、庶民が木器や土器で作られた笥を用いていたに対して、貴族は漆塗りや銀製の笥が用いられていたという。 == 参考文献 == * 関口力「笥」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-040-31700-7) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「笥」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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