翻訳と辞書
Words near each other
・ 第169回国会
・ 第16F海軍航空隊
・ 第16SS装甲擲弾兵師団
・ 第16・17回東京音楽祭
・ 第16代総選挙 (大韓民国)
・ 第16任務部隊
・ 第16回IBAFインターコンチネンタルカップ
・ 第16回IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表
・ 第16回JSLカップ
・ 第16回Jリーグユース選手権大会
第16回NHK紅白歌合戦
・ 第16回アカデミー賞
・ 第16回アジア競技大会
・ 第16回アジア競技大会野球日本代表
・ 第16回アジア野球選手権大会
・ 第16回イタリア総選挙
・ 第16回エンパイア賞
・ 第16回オンライン映画批評家協会賞
・ 第16回カンヌ国際映画祭
・ 第16回ゴールデンラズベリー賞


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

第16回NHK紅白歌合戦 : ミニ英和和英辞書
第16回NHK紅白歌合戦[だい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [かい]
 【名詞】 1. counter for occurrences 
: [べに, くれない]
 【名詞】 1. deep red 2. crimson 
紅白 : [こうはく]
 【名詞】 1. red and white 2. colours for festive or auspicious occasions (colors) 
紅白歌合戦 : [こうはくうたがっせん]
 (n) annual singing contest held on New Year's Eve
: [しろ]
 【名詞】 1. white 
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
歌合 : [うたあわせ]
 【名詞】 1. poetry contest 
歌合戦 : [うたがっせん]
 (n) singing matches
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
合戦 : [かっせん]
 【名詞】 1. battle 2. engagement 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

第16回NHK紅白歌合戦 : ウィキペディア日本語版
第16回NHK紅白歌合戦[だい]

第16回NHK紅白歌合戦』は、1965年12月31日東京宝塚劇場で行われた、通算16回目のNHK紅白歌合戦。21時05分~23時45分にNHK生放送された。
== 概要 ==

*カラー放送であり、当時のオリジナルの放送用カラービデオテープが2種類現存する。現存が前から確認されていた1つ目のカラー映像は冒頭40分欠落の上、色ずれなど映像に乱れが生じ退色も激しいものであったが、2つ目のカラー映像が2011年5月にたまたまNHK局内の音楽倉庫で3本の原版2インチVTRで発見され、東京都墨田区のレトロエンタープライズの手によって修復・ダビングが行われHDCAMテープに転写され、新たにNHKアーカイブスに保管された〔社団法人 日本映画テレビ技術協会 会報掲載記事 - レトロエンタープライズ〕。2つ目のカラー映像は1時間40分の短縮版である〔NHKアーカイブス公式ページ『お宝発見ニュース』第18回 〕。また、NHKが記録したキネコ(白黒、完全版)と、白組司会を務めた宮田輝の夫人が自宅で録画し、後にNHKに提供された完全版白黒ビデオテープもあり、計4種類の映像が現存する。後年に1つ目のカラー版とキネコ版は、それぞれ違う年に『思い出の紅白歌合戦』(BS2)で再放送された(カラー版放映時は短縮編集され、同じく第14回1963年)を短縮編集したものと合わせて2年分一緒に放映)。しかし、NHKのデータベースに公式に登録されている映像はカラー版のみであり、他の2種類(白黒)はNHKの外部に保管されているものと思われる。
*今回はカラー写真も現存する(開催された後に発行された「グラフNHK」の表紙など)。
*番組側は当初紅組司会はここ2年間に引き続き江利チエミを起用する方針だったが、江利は前回の司会の際に神経疲れから胃を壊してしまい、「もうコリゴリ」と辞退。江利の辞退表明後、淡路恵子ロミ山田の起用も番組側は検討したが、最終的には前年の連続テレビ小説うず潮』(大阪局制作)のヒロイン・林美智子(且つ前回は審査員)を抜擢した〔合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』、89頁。〕。朝ドラのヒロイン経験者が紅白の司会を務めるのは史上初の出来事であった〔以後も朝ドラヒロイン経験者の司会起用は行われていくが、大阪局制作作品のヒロイン経験者が司会に起用されたケースは今回の林のみである。また、翌第17回1966年)以降も幾度となく朝ドラヒロイン経験者が紅組司会の候補に挙がったが、次の朝ドラヒロイン経験者の紅組司会起用は第37回1986年)まで待つこととなった(同回では同年上期作品『はね駒』のヒロイン・斉藤由貴が紅組司会を担当)。〕。
*紅組トリは前回に引き続き美空ひばりの「」(この年の『第7回日本レコード大賞』受賞曲。前年からロングヒットした。なお前回とは異なり大トリでの歌唱となった)が選曲された。なお、これに関し各マスコミから「2年連続同じ歌を歌うとは非常識だ」とのバッシングもあった〔太田省一『紅白歌合戦と日本人』、114頁。〕。
*翌年の大河ドラマ源義経』の出演者がゲスト出演。翌年の『大河ドラマ』の宣伝演出が行われるのは今回が初めてだった。
*倍賞千恵子のバックには、当時松竹歌劇団に所属していた妹の倍賞美津子がダンスで参加。このシーンは2007年に『きよしとこの夜』の中でも倍賞本人がゲストの時に紹介された(映像は1つ目のカラー版)。
*当時はまだ男女混成グループの出場が認められておらず、白組出場の和田弘とマヒナ・スターズの「愛して愛して愛しちゃったのよ」は女性ボーカルの田代美代子抜きで歌った。男性ボーカルの松平直樹は曲中、「やっぱり、うちの美代子がいないと淋しいよ」と言っている。田代は翌年の第17回に、「ここがいいのよ」(同じく和田弘とマヒナ・スターズとの歌)でソロで初出場を果たしている。
*この年歌謡曲歌手として初めて紫綬褒章を受章したことにより〔『読売新聞』1965年12月9日付朝刊、7頁。〕東海林太郎が返り咲き、「赤城の子守唄」を歌唱した。東海林は、この年日本レコード大賞の特別賞も受賞している。
*曲名テロップの右側には、曲名に合わせた挿絵が添えられているのが特徴だった。
*優勝は白組。
*今回使用したマイクロホンは、司会者・歌手用共にSONY C-38A。また、坂本スミ子のみAKG D-24Eのハンドマイク使用。
*第5回1954年)の初出場から今回まで12年連続で出場したペギー葉山は翌年の第17回で紅組司会に起用された関係で連続出場が今回を以ってストップした〔翌年の第17回と第18回1967年)の司会は「例え歌手であっても司会に専念してもらう」というNHKの方針があったため。〕。第18回も同年産休入りしたため出演せず(当初は同回も紅組司会の本命候補だった)、再出場はその次年である第19回1968年)まで待つこととなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第16回NHK紅白歌合戦」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.