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第1ラテラン公会議(だいいちらてらんこうかいぎ)は、1123年3月から4月にかけてローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接していたラテラノ宮殿で行われたカトリック教会の公会議。ヴォルムス協約の承認を求めた教皇カリストゥス2世によって召集された。 議事録などの公式な資料は残っていないが、参加者は司教など300人ほどであったと考えられている。公会議の採択した教令や種々の資料からわかるのは、この会議で扱われたテーマは以下のようなものであったと言うことである。 *司教団によるヴォルムス協約の承認 *聖職売買禁止の再確認 *十字軍参加者に対する部分免償の実施 *十字軍参加者の家族および財産の保護の徹底 *ローマ巡礼者への略奪の禁止 *叙階や叙任に関する権限の確認 この西方地域で初めておこなわれた普遍公会議は、すべて東方で行われた古代の公会議や正教会が承認する公会議と性格を異にし、教皇権の伸張にともない、西方教会においては公会議が、ローマ教皇を中心に教会のさまざまな問題を討議し解決するための場となったことを示している。以降、西方教会が承認する公会議はすべて西方で開催された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1ラテラン公会議」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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