|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 第 : [だい] (n,pref) ordinal ・ 回 : [かい] 【名詞】 1. counter for occurrences ・ 有 : [う, ゆう] 1. (n,vs) possession ・ 馬 : [うま] 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) ・ 記 : [き] (n,n-suf) chronicle ・ 記念 : [きねん] 1. (n,vs) commemoration 2. memory ・ 念 : [ねん] 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care
第21回有馬記念(だい21かいありまきねん)は、1976年12月19日に中山競馬場で施行された競馬の競走(八大競走)である。後にTTGと評されるトウショウボーイが優勝した。 年齢は全て旧表記(数え年)にて表記。 == レース施行時の状況 == 1976年の中央競馬。古馬情勢は前年の第20回有馬記念を制覇したイシノアラシ、同世代の菊花賞馬コクサイプリンス、ロングホーク。そして、第72回天皇賞馬(秋)フジノパーシアに注目が集まった。第73回天皇賞(春)はフジノパーシアが勝ち抜け制度で出走せず、コクサイプリンス、イシノアラシ、ロングホークの3強が人気になるが、勝ったのは人気の3強の同世代である福永洋一騎乗エリモジョージの逃げ切りであった。続く第17回宝塚記念では、天皇賞(春)の主力馬にフジノパーシアが加わり、その時点での古馬最強馬決定戦に相応しいメンバーが集った。レースはフジノパーシアとロングホークのマッチレースとなり、フジノパーシアが勝利した。この後、フジノパーシアは海外のレースワシントンDCインターナショナルに参加した。秋に入り、第74回天皇賞(秋)ではエリモジョージは勝ち抜け制度で出走せず、イシノアラシとロングホークに人気が集中するが、勝ったのはフジノパーシアと同世代のアイフルであった。 4歳クラシック路線では、関西馬テンポイントに注目が集まった。一方、関東馬ではトウショウボーイが頭角を現し、第36回皐月賞で両頭が激突。しかし、レースはトウショウボーイの独擅場となり圧勝。テンポイントは2着であった。続く第43回東京優駿(日本ダービー)でもトウショウボーイとテンポイントの両頭が人気を集めたが、勝ったのは加賀武見騎乗クライムカイザー。トウショウボーイは2着、テンポイントは故障もあり離された7着に終わった。この東京優駿後もクライムカイザーとトウショウボーイの両頭が争うこととなり、夏のダートレース決定戦札幌記念に出走。このレースではトウショウボーイが定距離での巻き返しが期待されたが、出遅れが響いてグレートセイカンに敗退し、トウショウボーイが珍差2着、離れてクライムカイザーが3着となった。なお、このトウショウボーイの敗退が一件となり、今まで主戦を務めていた池上昌弘が降板、秋の菊花賞に向けては福永洋一が手綱を任された。菊花賞を目指したトウショウボーイとクライムカイザーは神戸新聞杯と京都新聞杯で争うが、何れもトウショウボーイがクライムカイザーを下した。そして、本番菊花賞でもトウショウボーイとクライムカイザーの両頭に人気が集中し、単枠指定を受けた。この両頭に遅れることテンポイントも菊花賞に出走。レースは直線の直線でテンポイントがトウショウボーイを負かし、勝利確実かと思われたが、まさかの伏兵グリーングラスが勝利して、テンポイント2着、トウショウボーイ3着、クライムカイザー5着に終わった。 こうして迎えた第21回有馬記念は、以下の出走馬が顔を揃えた。 4歳世代では菊花賞からトウショウボーイ、テンポイント。桜花賞と優駿牝馬(オークス)を制覇した春の牝馬クラシック二冠馬テイタニヤ、きさらぎ賞勝ちの外国産馬スピリットスワプスの4頭がエントリー。ファン投票4位のクライムカイザーとグリーングラスは回避した。 5歳世代では本年の天皇賞馬エリモジョージ、菊花賞馬コクサイプリンス、札幌記念でトウショウボーイを倒したグレートセイカン、大レースは善戦しているハーバーヤング、重賞2勝馬タイホウヒーロー、目黒記念(春)でイシノアラシを倒したハクバタローの6頭がエントリー。ファン投票2位のイシノアラシと同じく3位のロングホークは回避した。また、ファン投票9位で前年の二冠馬カブラヤオーは既に引退を表明している。 6歳世代以降ではフジノパーシアとアイフルの両天皇賞馬。オープン大将ヤマブキオー、重賞3勝のキクノオーの4頭がエントリー。なお、フジノパーシアは当レースで引退することを発表している。 なお、当レースにおいて菊花賞までトウショウボーイの手綱を任されていた福永洋一はエリモジョージに騎乗するため、トウショウボーイ陣営は出走を回避したロングホークの主戦騎手である武邦彦が騎乗。また、アイフルの主戦騎手である嶋田功もテイタニヤに騎乗するため、菅原泰夫が騎乗した。 人気ではトウショウボーイが1番人気、エリモジョージが2番人気、テンポイントが3番人気、アイフルが4番人気とこの人気4頭による争いに注目が集まった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第21回有馬記念」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|