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第4アウト(だい4アウト、fourth out)とは、野球において、守備側が1イニング中に3個のアウトを取った後、さらにアピールプレイを行って成立させたアウトのことである。これを成立させることで、攻撃側の得点を無効にできる場合がある。"Official Baseball Rules" において「fourth out」と記されているが、公認野球規則においては「第4アウト」と訳されてはいない。 == 概要 == ルールでは、第3アウトの成立より前に走者が本塁に達していれば得点が記録される。ただし、例外として第3アウトが以下の場合には得点が記録されない〔公認野球規則4.09, 7.12〕。 * フォースアウト、または打者走者が一塁に達する前にアウトになった場合(先に走者が本塁を踏んでいても、同じプレイ中にアウトが成立すれば得点は記録されない)。 * 前位の走者が塁を空過していたことによるアピールアウトの場合(それより後位の走者がアピールプレイが行われる前に本塁を踏んでいても得点は記録されない)。 また、第3アウトが成立したあとでも、守備側はアピールプレイを行うことが認められており〔公認野球規則7.10。第3アウト成立後のアピールは、投手および内野手がファウルラインを越え、フェア地域を離れるまでに行わなければならない。〕、審判員がこのアピールを支持した場合、審判員はアウトを宣告する。このアウトは、イニングにおける4番目に宣告されたアウトであるため、俗に第4アウトと呼ばれる。しかし、野球では1イニングに記録されるアウトの個数は3個までであるから、第4アウトが発生した場合、3個目のアウト成立までに起こったプレイの記録は取り消され、4個目のアウト成立までのプレイが記録上の第3アウトとなる。これはしばしば第3アウトの置き換えと呼ばれる。 したがって、第3アウトの成立より前に走者が本塁に達していても、上記の例外に該当するアピールアウトを取ることができる場合、守備側は4つ目のアウトを取ることで攻撃側の得点を無効にすることができる〔公認野球規則7.10【原注】及び【注】の後にある、3つ目と4つ目の【問】【答】〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第4アウト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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