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第54集団軍()とは、中国人民解放軍陸軍の軍級部隊。甲類集団軍、快速反応集団軍。済南軍区に所属する。全軍の戦略予備部隊である。 == 歴史 == 第54集団軍の前身は、1949年に編成された第44軍と第45軍である。両軍は、第4野戦軍に従い南下し、広東に駐屯していたが、1952年、朝鮮戦争に投入されることとなった。この時、両軍は統合されることとなったが、両軍の戦功を考慮した周恩来の計らいにより、両軍の末尾の数字"5"と"4"を取って第54軍と命名された。 第54軍軍長には丁盛将軍が任命され、金城戦役等に参加した。停戦後も、暫くの間北朝鮮に駐屯した。1958年の帰国後、第54軍は西北、西南地域の匪賊討伐作戦に投入された。1959年、チベット侵攻に参加。1962年の中印国境紛争中、インド第4軍を撃破し、インド軍に武名を轟かせた。インドの陸軍士官学校では、今日に至るまで図上演習の仮想敵には"54"の番号を付けている。 1980年代の軍縮中、第43軍が廃止され、配下の第127師が配属された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第54集団軍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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