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第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい77かいてんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、1997年11月30日から1998年1月1日まで開かれた天皇杯全日本サッカー選手権大会である。 ==概要== *Jリーグ所属の全17チーム、ジャパンフットボールリーグ((旧)JFL)所属クラブのうち予選が免除された11チームに加え、関東(4校)・関西(2校)の大学チーム代表と、各都道府県から予選を勝ち上がった47チーム、あわせて81チームが本大会に出場した。 *高校チームの本大会出場は、初めて認められた前回大会の3チームから今回は9チームへ増加。その他にクラブチームのユース(高校生年代)チームとして初めて愛媛FCユースが本大会に進んだ。17歳以下日本代表候補のGK不老伸行がいた愛媛FCユースは1回戦でアローズ北陸を破り、2種(高校生年代)登録チームが1種(社会人・大学)登録チームに初めて勝利した。 *今回大会はサガン鳥栖にとって天皇杯初出場であったが、サガンが1997年1月末で解散した鳥栖フューチャーズの受け皿として設立されたクラブであるため、過去5回出場した鳥栖Fの実績を加え、6回目の出場として扱われる事になり、以後の大会でもこれが引き継がれる事になった〔旧JFLなどの公式記録では鳥栖Fとサガンを別の組織として扱っているが、天皇杯の出場回数はその例外である。なお、天皇杯パンフレットでのサガン鳥栖メンバーリストにおいて鳥栖Fからサガンに参加した選手における「前登録チーム」欄は「鳥栖フューチャーズ」となっており、天皇杯において鳥栖Fとサガンが同一組織とみなされているわけではない。〕。 *JFL所属の福島FCは経営難によりクラブの存続が不可能となったため同年限りでの解散を決め、12月14日に日本平スタジアムで行われた3回戦の清水エスパルス戦が最後の公式戦となった。 *JFL所属の東京ガス(現:FC東京)は、3回戦で名古屋グランパスエイト(現:名古屋グランパス)、4回戦で横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)、そして準々決勝でベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)とJリーグ所属の3チームを撃破し、ベスト4に進出した。 *決勝は、東京ガスを準決勝で破った鹿島アントラーズと、Jリーグ年間王者のジュビロ磐田を準決勝で下した横浜フリューゲルスの対戦となった。鹿島MFの増田忠俊は前半4分に先制点を挙げ、2点目のマジーニョのゴールもアシストした。終了間際には柳沢敦がゴールを決めてナビスコカップに次ぐシーズンの二冠目として、初の天皇杯優勝を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第77回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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