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第91回全国高等学校野球選手権大会決勝(だい91かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかいけっしょう)は、8月24日に阪神甲子園球場で行われた、新潟代表の日本文理高校と愛知代表の中京大中京高校との間で行われた、第91回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦試合である。 == 試合詳細 == *8月24日13時1分試合開始。先攻・日本文理(先発投手:伊藤直輝)、後攻・中京大中京(先発投手:堂林翔太)、それぞれ両校のエースが初回から登板した。 *同決勝戦は新潟県勢初の全国制覇を目指す日本文理と、春夏通じて最多優勝を狙う中京大中京の対決となった。両校合わせて31本のヒット、2本のホームランが飛び出すも、試合中盤までは両エースの力投と好守備が随所に光る接戦となった。 *中京大中京は1回裏からエース・堂林の2ランホームランで先制。3回表に同点とされたが、6回裏2死満塁から、堂林の左前への2点タイムリー、柴田の左越え3点タイムリー二塁打などで一挙6点を勝ち越し、7回裏にも2点を加えた。一方の日本文理も7・8回表に1点ずつながらも得点、必死に食い下がっていた。 *中京大中京は10-4の6点差のスコアで迎えた9回表から、ライトに回っていた堂林が志願し再びマウンドへ。日本文理のこの回先頭の8番若林を三振、続く9番中村をショートゴロに切って取り、簡単にツーアウトとなる。日本文理は9回表2死ランナー無しで「あと一人」、1番切手も2ストライクと追い込まれ「あと一球」ですんなり中京大中京の優勝決定か、と思われたその瞬間、日本文理の土壇場からの驚異的な大反撃が始まった。 *まず1番の切手が粘って四球を選び盗塁で2塁へ進む。続く2番の高橋隼がファウルで粘りに粘ったフルカウントからの9球目、左中間を破るツーベースで1点を返す(10-5)。さらに3番武石が7球目をライト線へ運びスリーベースヒット(10-6)。続く4番の吉田がサード方向にファウルフライを打ち上げ、これで試合終了と思われた直後、サード河合が追いつきながらもボールを見失ってしまい、打球はファウルグラウンドに落ちて試合は続行に。ピッチャーの堂林はこのあと吉田にデッドボールを与え、ここで中京大中京ベンチは堂林を諦め再びライトへ、一塁に回っていた森本を呼び戻してマウンドを託した。 *しかし、日本文理の反撃はまだ終わらなかった。5番の高橋義はフルカウントからの8球目を見極めフォアボールで満塁。ここで球場全体が異様な雰囲気に包まれる中エースの伊藤が、ツーボールからの3球目をたたきつけ三遊間を抜ける2点タイムリー(10-8、テレビ朝日で実況を担当した小縣裕介が「日本文理の夏はまだ終わらない!」と叫んだのはこの時である)。さらにランナー1、2塁で、代打の石塚が初球をレフト前にはじき返して、ついにスコアは10-9とわずか1点差に。なおもランナー1、3塁でこの回二度目の打席の若林。ワンボールからまたもファーストストライクを振りぬいた痛烈なライナー打球は、この回ファウルフライを落球したサード河合の正面を突き、河合のグラブの中へボールが収まりようやくゲームセット。歴史に残るような日本文理の猛烈な追撃を、辛うじて1点差で振り切った中京大中京高校が43年ぶり、史上最多となる7度目の夏の甲子園大会での全国制覇を決めた。 *なお中京大中京・エース堂林は、優勝目前でまたもマウンドを降板・交替させられた事に「本当、最後苦しくて…ほんと最後まで投げたかったんですけど、情けなくて…ホント済みませんでした」と、試合終了後の優勝インタビューでは敗戦したかのように、悔し涙を流し声を詰まらせながら謝罪をした。一方準優勝の日本文理・エース伊藤ほか日本文理ナインは”敗れて悔い無し”の満足そうな笑顔を浮かべ、また日本文理・大井道夫監督は「『せめて最終回は1点取って意地を見せろ』と言ったが、まさか1点差まで追い詰めるとは…本当にウチは素晴らしいチームです」と、選手らの健闘を誉め称えていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第91回全国高等学校野球選手権大会決勝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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