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全国高等学校野球選手権大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟の主催で毎年8月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる日本の高校野球大会であり、入場者数は毎年80万人前後を動員する学生スポーツ及び国内アマチュアスポーツ最大の大会である。 5年に1度(下1桁が0と5の回)は記念大会として実施されている。大会旗および優勝旗の色は赤で、優勝旗はその色から、「深紅の大優勝旗」と呼ばれている。「夏の甲子園」、「夏の高校野球」、「夏の選手権」などと呼ばれ、また高校野球関係者の間では単に「甲子園」という表現も用いられる。 == 出場校 == === 地方大会と代表校 === 代表校は地方大会で決める。本大会の予選のように扱われることがあるが独立した大会である。原則として各府県1校ずつだが、北海道は北北海道・南北海道で2つに分けた2校〔北海道は宗谷・オホーツク・根室・釧路・十勝・留萌・上川・空知の振興局を北北海道とし、石狩・後志・檜山・渡島・日高・胆振総合振興局を南北海道としている。〕、東京都は東東京・西東京で2つに分けた2校となり合計で49校となる。6月中旬から7月下旬にかけて行う地方大会で勝ちあがった学校が出場できる。大会は地方大会、全国大会ともにすべてノックアウトトーナメントで開催される。なお第59回大会(1977年)まで(記念大会を除く)は、学校数の少ない府県は2つで1つの代表を選出していた。 1敗も許されないトーナメント方式の大会を勝ち抜くことは、毎年非常に厳しいとされている。また、全国の参加校は現在約4000校前後ある。1990年に4000校を超えたが、2012年に23年ぶりに4000校を下回った〔『スポーツニッポン』2012年7月11日 夏参加校が4000校割れ 年々減少で連合は31チーム 〕。都道府県別では第60回記念大会(1978年)以降、256校以上の9回戦制になってしまう参加校がある北海道と東京都で各2校を出す他は、40校未満(例:山梨県・福井県・和歌山県・鳥取県・香川県・徳島県・高知県)の小地区でも、8回戦制の128校以上(例:埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県)の大地区でも、各府県1校だけである。特に第97回大会(2015年)現在、参加校は愛知県の地方大会が一番多い(189校)。次いで神奈川県(186校)〔かつて第91回大会(2009年)迄はほぼ例年、神奈川県地方大会の参加校が一番多く、一時200校を超えた時期もあった。そのため「神奈川県代表を2校に増やして欲しい」との要望も多かった。〕、大阪府(180校)の順。逆に参加校が一番少ない地方大会は、鳥取県(25校)である。過去に各都道府県高野連に加盟する学校数が256校を超えたのは、東京都(267校)と北海道(293校)だけである。 なお第80回記念大会(1998年)では記念大会として従来通りの北海道・東京都に加えて、参加校128校を超える埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県の6府県が最大8回戦制からそれぞれ2校に拡大され最大7回戦制になった〔大阪府のみ南北、他の5県は東西に分けて大会を行った。〕。同様に第90回記念大会(2008年)も最大8回戦制である都道府県のうち先述の6府県が2校に拡大されている〔埼玉県・神奈川県・大阪府は南北、千葉県・愛知県・兵庫県は東西に分けて大会を行った。〕。また北海道は第89回大会(2007年)に、東京都は第78回大会(1996年)にそれぞれ区割り修正を行い、北海道は北空知地区(北北海道)と南空知地区(南北海道)を合併し空知地区(北北海道)に移動され、東京都は世田谷区の加盟校を西東京から東東京に各変更した。だがその後東京都は東が増加してアンバランスになってきた為、第95回記念大会(2013年)の東西東京大会で、区割り変更を行い世田谷区の加盟校が東から西、中野区の加盟校が西から東に変更された。 地方大会の基本的なルールは選抜高等学校野球大会と同じく開催年度の公認野球規則、アマチュア野球内規、高校野球特別規則に則って行われる。地方大会では得点差によるコールドゲーム制度(5回10点差以上、7回7点差以上)が実施されている。但し、決勝戦に限ってはコールドゲームは適用されず、9回攻撃終了とならない場合はノーゲームとなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「全国高等学校野球選手権大会」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese High School Baseball Championship 」があります。 スポンサード リンク
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