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第一三三海軍航空隊 : ミニ英和和英辞書
第一三三海軍航空隊[だい133かいぐんこうくうたい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
第一 : [だいいち]
  1. (adv,n) first 2. foremost 3. # 1 
: [いち]
  1. (num) one 
: [み]
  1. (num) three 
海軍 : [かいぐん]
 【名詞】navy, Navy
: [ぐん]
  1. (n,n-suf) army 2. force 3. troops 
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空隊 : [こうくうたい]
 (n) flying corps
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [たい]
 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps

第一三三海軍航空隊 : ウィキペディア日本語版
第一三三海軍航空隊[だい133かいぐんこうくうたい]

第一三三海軍航空隊(だい133かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。南西諸島防衛の主力夜間戦闘機機隊として、太平洋戦争終盤に最前線で防空・偵察・対地攻撃に従事した。
==沿革==
フィリピン戦線で壊滅した第一航空艦隊の一部が台湾に撤退し、台湾または沖縄県方面の防衛を担うために4個航空隊を再編した。一三三空は夜間戦闘機隊として再編されたもので、松山飛行場を原隊に指定され、帰仁を主力基地とした。月光を主力としたが、月光の調達も進展せず、稼働率も低かった。沖縄本島周辺の地上戦が始まると、その方面への索敵・対地銃撃に赴くことが多くなった。
*昭和20年2月5日 松山飛行場を原隊として開隊。第一航空艦隊附属。1個戦闘隊24機(定数であり、満たしたことはない)。
*昭和20年2月末 帰仁より高雄に移動。
*昭和20年3月27日 沖縄県周辺へ進撃中の敵機動部隊を索敵。会敵せず。
*昭和20年3月28日 慶良間諸島の敵キャンプ地を月光5機で銃撃。
*昭和20年3月29日 4方面に全力出撃、一三三空としては最大規模の行動。
         敵の慶良間キャンプを2機で襲撃、両機喪失。
         のべ6機で沖縄方面敵水上部隊を索敵、会敵せず。
         台湾近海を1機で対潜哨戒。
         台湾にB-24接近、4機で撃退。
*昭和20年4月6日 台湾にリベレータ接近、2機で撃退。
*昭和20年4月10日 敵の沖縄本島上陸地点を2機で襲撃。
*昭和20年4月12日 嘉手納飛行場を3機で襲撃。
*昭和20年4月14日 沖縄本島の敵軍を2機で襲撃。
*昭和20年4月18日 台湾にリベレータ接近、翌日にかけ延べ5機で撃退。
*昭和20年5月8日 高雄警備府に第26航空戦隊を新設、転籍。
*昭和20年5月10日 沖縄本島北飛行場を2機で襲撃。12・13日にも実施。
*昭和20年5月15日 八重山諸島沖の敵水上艦を1機で襲撃。
*昭和20年6月5日 解隊。
菊水作戦に連動した作戦行動が取れず、単独行動に近かった。5月下旬には機体が払底し、6月5日をもって解散した。解散から10日後の調査によると、台湾に駐留する全部隊をあわせても、月光は保有6機・稼動3機に過ぎず、作戦行動ができる状態になかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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