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サムニウム戦争(サムニウムせんそう、イタリア語:Guerre sannitiche)は、ラティウム地方に本拠を構える共和政ローマとアペニン山脈に居住するサムニウム人部族との間で勃発した戦争。イタリア半島の諸部族の主導権を巡っての戦いで、紀元前341年から紀元前290年までの間に断続的に続いた。サムニテス戦争とも。 おおまかな区分として第一次サムニウム戦争、第二次サムニウム戦争、第三次サムニウム戦争に区分される。平野での決戦を得意とするローマと山岳でのゲリラ戦を得意とするサムニウム人部族の間では一進一退の闘争が続いたが、戦争はローマに有利に進み、最後にはサムニウム地方はローマの影響下に入った。 == 戦争の発端 == 戦争が起こる何世紀もの間、アペニン山脈のふもとではサムニウム人とラテン民族系サベリウス人との間で境界争いが絶えなかった。サムニウム人の領土は険しい山岳地帯から外部へと拡大、ラティウム地方にまで伸びる事はなかったが、東のアプリア地方、南のカンパニア地方の丘陵地帯に進出、彼らの生活は昔より洗練され、以前の狩猟と戦いに明け暮れた山岳民族から丘陵地帯での放牧へと生活の場を移す事となった。生活の変化にともなって羊やヤギの放牧を行うようになった彼らはやがて現地の農耕民族の牧草地で放牧を行うようになり、それがもとで以前よりも数多くの問題が起こるようになった。 この当時イタリア半島南部には3つの勢力が混在していた。ひとつはアペニン山脈の山岳地域のサムニウム人勢力、沿岸部のギリシア人植民市、そして平野部のカンパニア人勢力である。サムニウム人の拡大に対してギリシア植民市はバルカン半島の他の植民市に、カンパニア人はローマ人に助力を要請した。そして、この問題にローマは介入する事となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サムニウム戦争」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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