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第1空挺団(だいいちくうていだん、JGSDF 1st Airborne Brigade)は、陸上自衛隊の団のひとつで、自衛隊唯一の空挺部隊。 中央即応集団隷下で千葉県船橋市の習志野駐屯地に団本部を置く。部隊の標語は「精鋭無比」。 陸上自衛隊唯一の特殊部隊である特殊作戦群の母体ともなった。 == 概要 == 第1空挺団は空中機動作戦、即ち航空自衛隊の輸送機(C-1・C-130H)からの落下傘降下による空挺作戦(エアボーン作戦)と、陸上自衛隊のヘリコプターを使ったヘリボーン作戦を展開する能力をもった空挺部隊である。また、各国軍の空挺部隊と同様、精鋭軽歩兵としての位置付けがなされている。そのため、正規軍相手の防衛作戦以外に、ゲリラコマンドの潜入に対して即応することを要求されている。 第一空挺団創設から長らく防衛庁長官の直轄部隊であったが、東部方面隊隷下の第12師団が第12旅団へと旅団化されるタイミングでこれを補完するように東部方面隊の隷下部隊となった。その後、近年の対テロ・ゲリラ等周辺事態対処の必要性が高まってきたことに伴い創設された中央即応集団隷下に編成替えとなった。 第1空挺団の事実上の前身は、太平洋戦争(大東亜戦争)緒戦の南方作戦(蘭印作戦)のパレンバン空挺作戦などで活躍し、「空の神兵」と謳われた帝国陸軍挺進団(第1挺進団・第2挺進団・滑空歩兵連隊・挺進飛行団:第1挺進集団)である。第1空挺団は、初代空挺教育隊長を務める衣笠駿雄元陸軍少佐〔陸士48期・陸大55期御賜組。のち第8代陸上幕僚長・第6代統合幕僚会議議長。〕(第1空挺団初代団長)に率いられ、帝国陸軍挺進団の元隊員らから構成される第1次研究員20名によって創設された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1空挺団 (陸上自衛隊)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 1st Airborne Brigade (Japan) 」があります。 スポンサード リンク
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