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第七六五海軍航空隊(だい765かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。南西諸島防衛の主力爆撃機隊として、太平洋戦争終盤に最前線で偵察・爆撃・雷撃に従事した。 ==沿革== フィリピン戦線で壊滅した第一航空艦隊の一部が台湾に撤退し、台湾または沖縄の防衛を担うために4個航空隊を再編した。七六五空は偵察機隊として再編されたもので、鹿屋飛行場を原隊に指定され、台南を主力基地とした。陸上・艦上を問わず、新旧あらゆる爆撃機・攻撃機を寄せ集めた。沖縄の地上戦が始まると、沖縄方面への対地爆撃・対艦攻撃に赴くことが多くなったが、1945年(昭和20年)5月の第五次菊水作戦以降の行動は、台湾に増援された他の攻撃部隊の行動と混同されており、判然としていない。 *昭和20年(1945年) :2月5日 鹿屋飛行場を原隊として開隊。第一航空艦隊附属。5個偵察隊192機(定数であり、満たしたことはない)。 :3月26日 銀河2機で沖縄を哨戒。 :3月29日 一式陸上攻撃機3機で上陸船団を夜襲。戦果なし。 :4月1日 沖縄本島の地上戦開始。彗星4機・銀河2機で敵情偵察。 :4月2日 陸攻2・銀河2・彗星4で上陸船団を夜襲。 :4月6日 「菊水1号作戦」発動、銀河4機で爆撃。3機喪失。 :4月15日 「菊水2号作戦」最終日、陸攻1機で沖縄北飛行場を爆撃。 :4月16日 「菊水3号作戦」初日、彗星5機で北飛行場を爆撃。 :4月20日 翌日にかけ陸攻5機・銀河3機で北飛行場を爆撃。 :4月24日 彗星1機で戦果確認偵察。 :5月4日 彗星4機で宮古島の敵陣地を爆撃。2機喪失。 :5月8日 一航艦より連合艦隊附属に転籍。 :5月9日 彗星2機で嘉手納沖の在泊艦艇を攻撃、戦果なし。 :5月12日 天山2機で対艦雷撃、戦果なし。 :5月13日 七六五空から特別攻撃初参加、彗星5機突入。 :5月15日 七六五空総攻撃。九七式艦上攻撃機2機特攻、天山3機・彗星3機で薄暮対艦攻撃。戦果なし。 :5月29日 翌日にかけ攻撃機7機で飛行場爆撃。 この頃から七六五空単独の行動が不明確となる。以後、在台湾の各攻撃機隊は散発的な攻撃行動に従事。 :6月15日 高雄警備府第26航空戦隊に転籍。 *終戦後解隊 6月以降の活動は判然としないが、他の在台湾航空隊と同様に、散発的な出撃を重ねていたようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第七六五海軍航空隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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