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『第七書簡』(だいななしょかん、、、)は、プラトンの『書簡集』中の書簡の1つ。 『書簡集』全体の半分以上を占める程の文量の多さ、歴史的・哲学的記述の豊富さ、また自叙伝のごときその内容から、対話篇以外における、プラトン個人に関する最も信頼できる文献資料とされ〔『プラトン全集14』岩波書店 pp240-241〕、プラトン研究の文献においては、とても頻繁に参照・引用される。 == 概要 == この書簡自体は、紀元前352年、プラトンが75歳頃、シケリア島シュラクサイのディオン死亡後のディオン一派からの協力依頼に対する返信であり、ディオンの遺志と、「法律に服する以外に内紛解決の道は無い」ことを、彼ら(例えば、ディオンの甥であり当時20歳頃のヒッパリノス2世等)に忠告し、鼓舞・激励する体裁になっている。 そのことを理解してもらうために、プラトン自身の生い立ちから、ディオンとの出会い、一連のシュラクサイにおける紛争の経緯を説明している。 また、末尾では、時間を遡って、プラトンの3回目のシラクサ訪問に対する疑問を解消するために、その経緯をかなりの文量を以て説明している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第七書簡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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