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森村 泰昌(もりむら やすまさ、1951年6月11日 - )は、日本の現代芸術家。 セルフポートレートの手法を使い、自らの身体を使って世界的に有名な絵画や有名人などを表現する。大阪市在住。 == 経歴 == 大阪市天王寺区細工谷町生まれ。父は緑茶商。大阪市立桃陽小学校から大阪市立夕陽丘中学校を経て大阪府立高津高等学校を卒業。1年間の浪人生活を経て、1971年、京都市立芸術大学美術学部工芸科デザインコースに入学。 1975年(昭和50年)に京都市立芸術大学を卒業した。同年に松下電工(現パナソニック電工)株式会社に入社するも3日で退職。京都市立芸術大学に聴講生として学ぶ傍ら、非常勤講師として大阪府立高津高等学校工芸科に勤務。 1976年(昭和51年)に京都市立芸術大学美術学部専攻科デザイン専攻に入学した。高校や短大の非常勤講師を務める。 1980年(昭和55年) に京都市立芸術大学美術学部映像教室非常勤講師。写真家アーネスト・サトウに師事。 1983年(昭和58年)に京都市のギャラリー・マロニエにて初個展を開く。当初は、静謐で幻想的なオブジェや、身体の手足などのモノクロ写真を撮影し関西周辺で発表していた。 1985年(昭和60年) に自らが扮装してフィンセント・ファン・ゴッホの自画像になる写真作品を発表、以後自らがセットや衣装に入って西洋の名画を再現する写真で評価を受けた。 1988年(昭和63年)にヴェネツィア・ビエンナーレの若手グループ展「アペルト」部門、1989年には全米を巡回した日本美術展「アゲインスト・ネーチャー-80年代の日本美術」展に参加し鮮烈な国際デビューを飾った。当初はシミュレーショニズムやアプロプリエーション(盗用芸術)などとの関連、美術史と人種・ジェンダーとの関連、シンディ・シャーマンなど他のセルフポートレートを手法とする作家との比較で語られた。以後、日本各地や海外での個展やグループ展に多数参加している。 2003年(平成15年)に織部賞を受賞。 2007年(平成19年)に設立された大阪創造都市市民会議(クリエイティブオオサカ)の発起人の一人である。 2008年(平成20年)に平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。 2011年(平成23年)に第52回毎日芸術賞を受賞した。同年に紫綬褒章を受章した。 2012年(平成24年)12月に「ヨコハマトリエンナーレ2014」のアーティスティックディレクターの就任が決定した。同年から開催された釜ヶ崎芸術大学で講師を務める〔Motion-gallery.ヨコトリ出場「釜ヶ崎芸術大学」開校と、おっちゃんたちの旅費を! 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「森村泰昌」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yasumasa Morimura 」があります。 スポンサード リンク
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