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第三宇高丸(だいさんうこうまる)は、日本国有鉄道(国鉄)宇高航路に在籍した自航式の車両渡船である。1953年(昭和28年)5月1日の就航で、宇高航路では最後の車両渡船であった。 == 車両渡船建造の経緯 == 宇高航路でも増大する輸送需要に対応すべく、1936年(昭和11年)には青函航路に準じた大型の車両航送システム導入を決定していた〔山本煕 車両航送p209 日本鉄道技術協会1960〕が、戦争のためやむなく中断していた。 戦後の急激な輸送需要増大で、中断していたこの大型車両航送システム導入計画が復活し、1947年(昭和22年)から1948年(昭和23年)までにこの車両航送システムに対応した1,400総トン級の紫雲丸型車載客船3隻を就航させ、可動橋などの水陸連絡設備完成を待って、1949年(昭和24年)3月から車両航送を行っていた。 しかし低速で、乾舷が低く耐波性に劣る300総トン級の車両渡船第一宇高丸・第二宇高丸を使用する従来からの車両航送システムも併用しており、車両航送能力は未だ不安定であった〔山本煕 車両航送p275 日本鉄道技術協会1960〕。そのうえ、1950年(昭和25年)からは朝鮮特需による急激な貨物輸送需要の増加もあり、国鉄は貨車航送能力の早急な増強を迫られ、ここに大型車両航送システム対応の車両渡船建造が決定した。船名は旅客扱いのない純車両渡船ということで、前記の小型車両渡船から連番の第三宇高丸となった。同型船はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第三宇高丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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