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第九十国立銀行(だいきゅうじゅうこくりつぎんこう)は、明治期に岩手県盛岡で設立された銀行。 ==概要== 1878年(明治11年)に、盛岡藩士族らの金禄公債証書を元に設立。創業時の資本金は30万円 〔(岩手県)岩手県史10 P.68〕。 士族銀行と称され、十五株以上の持主は十人で旧藩の家老役などの上級士族が大株主で重役となったため、後年になると、士族重役と商人重役の対立によっては開店休業状態に陥っており、1894年(明治27年)、第一銀行盛岡支店閉鎖に伴って公金取扱い業務譲渡に際しても経営不振で県金庫すら扱い得なかった〔 (岩手県)岩手県史10 P.23〕。 その後、1888年(明治21年)から約10年に及び続いている内紛の調停を、北上回漕会社の主要株主らによって解決している。 1910年(明治43年)に竣工した第九十銀行本店本館は国重要文化財に指定され、現在は「啄木・賢治青春館」として利用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第九十国立銀行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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