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第二次フィッシャー砦の戦い : ミニ英和和英辞書
第二次フィッシャー砦の戦い[だいにじふぃっしゃーとりでのたたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
第二 : [だいに]
 (n) second
第二次 : [だいにじ]
 (n) the second ..
: [に]
  1. (num) two 
二次 : [にじ]
 【名詞】 1. secondary 2. subordinate 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [とりで]
 (n) fortress
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 

第二次フィッシャー砦の戦い : ウィキペディア日本語版
第二次フィッシャー砦の戦い[だいにじふぃっしゃーとりでのたたかい]

第二次フィッシャー砦の戦い (だいにじフィッシャーとりでのたたかい、''Second Battle of Fort Fisher'' ) は、南北戦争の終戦近くにノースカロライナ州ウィルミントン郊外フィッシャー砦に対して、北軍の陸軍と海軍が合同で行った攻撃である。
フィッシャー砦は「南部のジブラルタル」と言われることもある南軍最後の主要海岸拠点であり、南北戦争を通じて莫大な戦略的価値があった。
== 背景 ==
ウィルミントンは南軍にとって、最後まで開かれている主要港だった。ウィルミントンを出港した船はケープフェア川を通ってバハマバミューダあるいはノバスコシアまで航海し、綿花たばこと引き換えにイギリスから必要な物資を手に入れていた。その船がフィッシャー砦で守られていた。この砦はロシアセヴァストポリにあるマラコフ・タワーに倣い、ほとんど土と砂で造られていた。北軍の艦船からの激しい砲火も吸収するように造られており、従来のモルタルレンガで造られた要塞よりも効果的だった。22門の大砲が大洋を向いており、25門が陸地を向いていた。海に面した大砲は高さ12フィート (3.6 m)の砲台に載せられ、砦の南端の砲台は高さ45フィート (13.5 m)と60フィート (18 m)だった。砦を構成する巨大な土盛りの塚の下には地下通路と防弾性のある部屋があった。
この要塞はウィルミントン港とケープフェア川を北軍艦船の攻撃から守ることができた。1864年12月24日ベンジャミン・フランクリン・バトラー少将の指揮する北軍が2日間に渉って攻撃を掛けたが撃退された(第一次フィッシャー砦の戦い)。
北軍は1865年1月に、今度はアルフレッド・テリー少将の指揮で戻ってきた。テリーはユリシーズ・グラント将軍に選ばれ、ジェームズ軍から暫定軍団9,000名を率いた。デイビッド・D・ポーター海軍少将は12月の失敗した試みの後で、北大西洋封鎖船隊の60隻の艦船を率いてノースカロライナ海岸に戻ってきた。
南軍はW・H・C・ホワイティング将軍がケープフェア地区軍を指揮しており、この方面の指揮官ブラクストン・ブラッグ将軍に援軍を送ってくれるよう要請した。ブラッグはウィルミントンを守るために必要と考えていたので、その軍隊を減らしたくはなかった。最終的にはウィリアム・ラム大佐が守るフィッシャー砦に援軍を送り砦の守備隊は1,900名になった。ロバート・ホーク少将配下の6,400名の1個師団が砦の北の半島に駐屯していた。ホワイティングは自ら砦に行って指揮官に「ラムよ、貴方と運命を共にするために来た。貴方とその守備隊は犠牲になる」と告げた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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