翻訳と辞書
Words near each other
・ 第二次国共合作
・ 第二次国府台合戦
・ 第二次国連ソマリア活動
・ 第二次国連緊急軍
・ 第二次国際連合アンゴラ検証団
・ 第二次国際連合ソマリア活動
・ 第二次国際連合緊急軍
・ 第二次大平内閣
・ 第二次大戦
・ 第二次大戦の背景
第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白
・ 第二次大戦中に命を失った全ての人に追悼を捧げる日
・ 第二次大戦後
・ 第二次大覚醒
・ 第二次大陸間戦争
・ 第二次天安門事件
・ 第二次天正伊賀の乱
・ 第二次奉直戦争
・ 第二次奴隷戦争
・ 第二次子音推移


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白 : ミニ英和和英辞書
第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白[だいにじせかいたいせんかにおけるにほんきりすときょうだんのせきにんについてのこくはく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
第二 : [だいに]
 (n) second
第二次 : [だいにじ]
 (n) the second ..
第二次大戦 : [だいにじたいせん]
 【名詞】 1. Second World War 2. WWII
: [に]
  1. (num) two 
二次 : [にじ]
 【名詞】 1. secondary 2. subordinate 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
大戦 : [たいせん]
 【名詞】 1. great war 2. great battle 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
: [した, もと]
 (adv) under (esp. influence or guidance)
下に : [しもに]
  1. (adv) down 2. below 3. downward
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [き, もとい]
 【名詞】 1. basis 
基督 : [きりすと]
 (n) Christ
基督教 : [きりすときょう]
 (n) Christianity
教団 : [きょうだん]
 【名詞】 1. religious organization 2. religious organisation 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe
責任 : [せきにん]
 【名詞】 1. duty 2. responsibility 
: [にん]
 【名詞】 1. obligation 2. duty 3. charge 4. responsibility 
告白 : [こくはく]
  1. (n,vs) confession 2. acknowledgement 3. acknowledgment 
: [しろ]
 【名詞】 1. white 

第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白 : ウィキペディア日本語版
第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白[だいにじせかいたいせんかにおけるにほんきりすときょうだんのせきにんについてのこくはく]
第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白(だいにじせかいたいせんかにおけるにほんきりすときょうだんのせきにんについてのこくはく)は1967年日本基督教団執行部から出された告白である。
1951年、冷戦の激化や安全保障条約締結による平和への危機感を背景として、「キリスト者平和の会」が結成された。その発足の中で、第二次世界大戦における日本のキリスト者の過ちを認めた。過ちとは日本基督教団が政府に同調して戦争遂行に協力したことであり、また、アジアの諸国の教会と日本の同胞に向けられていた。
1965年日韓基本条約締結後に、戦時下の韓国の教会の日本による植民地支配に対する抵抗運動などが念頭に置かれている。
1966年教団創立25周年に際して、教団夏期牧師講習会で戦時下の教団の戦争責任が若手教職を主体に問題提起されて、討論された。
当時の総会議長の鈴木正久大塩清之助らが草起委員となって、教団総会に戦争責任に関する建議案を提出した。総会決議を受けて、常議員会で審議して、1967年3月26日の復活主日に教団総会議長鈴木正久の名前で発表された。
これは、対戦中に日本基督教団より大東亜共栄圏に在る基督教徒に送る書翰を発表した日と同じであり、それを打ち消す意味でこの日を選んだ。
この戦責告白は、若い世代の教職と信徒を中心に積極的に支持されたが、反発するグループもあり、その反対派は鈴木議長に要望書を提出した。
その要望書は、1.当時のおかれている厳しい状況を、戦後の平和な時代の人が一方的に非難することは不当であること。2.この告白は日本基督教団の成立の摂理を否定することになる。3.戦責告白が常議員会で満場一致ではなく多数決によってなされたという手続き上の問題。などの内容である。
このような教団内の意見を収拾するために、常議員が選任した五人委員会が活動して、事態の収拾を図った。
この告白は、韓国台湾フィリピンなどのアジアの諸教会からは積極的な評価を受けた。
1967年9月に鈴木正久は韓国と台湾の教会を訪問し、戦後本格的な交流が始まった。
教団の戦争責任についての告白は、偶像崇拝の罪に触れていないことが指摘されている〔山口陽一『日本開国とプロテスタント宣教150年』第五回日本伝道会議 p.20〕。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.