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第五十一号型駆潜艇は、大日本帝国海軍が使用した駆潜艇の艇級。同型3隻〔昭和11年12月14日付 海軍内令 第503号。〕。 == 概要 == 1933年度マル1計画の第一号型駆潜艇に続き、マル2計画で第三号駆潜艇と共に計画された。イギリスのソーニクロフト社に、速力20kt、航続距離14ktで500海浬、爆雷18発で設計を発注したが、艦政本部は採用せず、その案を参考にして設計された。ディーゼル機関はドイツのMAN社から購入した海軍制式名「マ式一号過給機付内火機械」2基を第五十一号駆潜艇に、マン社からの購入品をもとに三菱重工業横浜船渠と川崎造船所で1基ずつ複製したものを第五十二号駆潜艇にそれぞれ装備することとした〔世界の艦船 『日本海軍護衛艦艇史』、p. 158。〕〔丸スペシャル 『駆潜艇・哨戒艇』、p. 32。〕が、この機関の製造には高度な技術が必要で量産には不適当なものだった。そのため第五十二号駆潜艇は他の2艇に比べて竣工が大きく遅れることとなった。 第五十三号駆潜艇は、マン社のディーゼル機関が量産に不適当なことと比較のため、艦本式蒸気タービンとホ号艦本式水管缶を装備した。ホ号艦本式缶は圧力が45kg/cm3、400℃とのちの島風型駆逐艦以上の高温高圧缶だった。また、巡航タービンを無くして巡航時は高圧タービンの排気で低圧タービンを駆動する複雑な構造だった。船体の凌波性の不良と機関の不調から、速力が23ktと第一号型駆潜艇よりも遅くなってしまった。 1940年11月15日駆潜艇が特務艇から艦艇へ移された際に駆潜特務艇に変更され、1943年艇番号に200を加え、1944年には雑役船に変更された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第五十一号型駆潜艇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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