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第八十四号哨戒特務艇 : ミニ英和和英辞書
第八十四号哨戒特務艇[だい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [やつ]
 (num) eight
八十 : [やそじ]
 (n) eighty
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十四 : [じゅうよん]
 【名詞】 1. 14 2. fourteen 
: [よん]
  1. (num) four 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 
哨戒 : [しょうかい]
 (n,vs) patrolling
特務 : [とくむ]
 (n) special duty

第八十四号哨戒特務艇 : ウィキペディア日本語版
第八十四号哨戒特務艇[だい]

第八十四号哨戒特務艇〔本来の艇名表記は第八十四號哨戒特務艇(1945年12月20日以降は哨特第八十四號)。〕(だいはちじゅうよんごうしょうかいとくむてい)は、日本海軍の特務艇(哨戒特務艇)。第一号型哨戒特務艇の36番艇〔本艇が特務艇類別等級別表に登載された1944年11月5日時点で、第27号哨戒特務艇第33号哨戒特務艇第34号哨戒特務艇が同表未登載のため、1944年11月5日時点で法令上は33番艇、これら3隻を含めると通算で36番艇となる。〕。太平洋戦争の終戦時に残存し、戦後は所属と艇名を変えながら一貫して掃海に従事した。
==艇歴==
マル戦計画の特務艇、第2121号艦型の84番艇、仮称艦名第2204号艦として計画。1944年11月5日、第八十四号哨戒特務艇と命名されて第一号型哨戒特務艇の33番艇に定められ、本籍を舞鶴鎮守府と仮定。1945年4月30日、船体概成により株式会社米子造船所から舞鶴海軍工廠へ引き渡し。5月3日、艤装員事務所を舞鶴海軍工廠本艇内に設置し事務を開始〔昭和20年5月19日付 秘海軍公報 第5016号。〕。6月7日竣工し、本籍を舞鶴鎮守府に定められ、舞鶴鎮守府新潟港湾警備隊に編入。
終戦時残存。11月30日、海軍省の廃止に伴い除籍。
1945年12月1日、第二復員省の開庁に伴い、舞鶴地方復員局所管の掃海艦に定められ、同局掃海部新潟支部所属と定められる。また、同日から艦名を哨特第八十四号としている。
1946年6月15日、復員庁の開庁に伴い、所属を新潟掃海部に改められる。7月20日、新潟掃海部が廃止され、所属を舞鶴掃海部に改められる。12月25日、舞鶴掃海部が廃止され、所属を下関掃海部に改められる。
1948年1月1日、復員庁が廃止され、運輸省に移管。5月1日、海上保安庁に編入され掃海船MS-19となる。8月20日、船名を哨特第八四号 MS-19に定められる。朝鮮戦争の際、本船は日本特別掃海隊第3掃海隊に配され、1950年11月18日から元山沖の掃海に従事。11月24日、第二次第1掃海隊に編入され、引き続き12月4日まで元山沖の掃海に従事した。1951年12月1日、船名をつるしま MS-19に改正。
1952年8月1日、保安庁警備隊に移管され、第二幕僚監部横須賀航路啓開隊第1掃海隊に編入。1953年9月16日、横須賀地方総監部横須賀基地警防隊第1掃海隊に編入。1954年1月15日、大湊地方総監部函館基地隊第2掃海隊に編入。
1954年7月1日、保安庁警備隊は海上自衛隊に改組。掃海艇となる〔。大湊地方総監部函館基地隊第2掃海隊に編入。1957年9月1日、艇番号をMSI-685に改正。1958年9月9日、舞鶴地方総監部舞鶴基地警防隊第1掃海隊に編入。1962年3月31日、支援船に編入され船名を掃海雑船24号 YAM-24に改正。1963年1月1日、船種呼称を掃海船に改正。同年3月31日、海上自衛隊から除籍された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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