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第六航空船(だい6こうくうせん)〔日本海軍は昭和3年3月まで飛行船のことを「航空船」と称した。(日本飛行船物語P.302)〕は、日本海軍の軍用飛行船である。イタリアのウンベルト・ノビレの設計した半硬式飛行船「N3」を1926年(大正15年)に購入したもので、1927年(昭和2年)4月に完成したが同年10月に事故で失われた。 == 概要 == 第三航空船の爆発事故や第二航空船の老朽化などにより、飛行船訓練が十分に行えなくなると考えた〔日本飛行船物語P.308〕日本海軍は、イタリアからN級半硬式飛行船を購入することを決定し、1925年(大正14年)6月に発注した。 N3と名付けられた飛行船は完成後分解、船積みされて1926年(大正15年)8月28日に横浜に到着し、その後陸路霞ヶ浦に運ばれて海軍に引き渡された。組み立てはイタリアから渡航した技師や設計者ノビレ少将も交えて行われ、1927年(昭和2年)4月に完了した。初飛行は4月6日であり、その後帝都訪問飛行などを行った後、6月20日に「第六航空船」と命名された。 同年10月22日、第六航空船は海軍大演習に参加して夜間偵察などを行ったが、23日、帰路に暴風に遭遇し、伊豆諸島の神津島の海岸に不時着した。乗組員は飛行船を係留しようとしたがかなわず、飛行船は海上に吹き流された後爆発した。不時着により負傷者1名が発生したが、死者はなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第六航空船」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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