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第十九号掃海艇 : ミニ英和和英辞書
第十九号掃海艇[だいじゅうきゅうごうそうかいてい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十九 : [じゅうきゅう]
 【名詞】 1. 19 2. nineteen 
: [く]
  1. (num) nine 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 
掃海 : [そうかい]
  1. (n,vs) sweeping the sea for mines 2. dragging for mines 
掃海艇 : [そうかいてい]
 (n) mine sweeper

第十九号掃海艇 : ウィキペディア日本語版
第十九号掃海艇[だいじゅうきゅうごうそうかいてい]

第十九号掃海艇 (だいじゅうきゅうごうそうかいてい)は、日本海軍の掃海艇第十九号型掃海艇の1番艇。姉妹艇とは一度も行動をともにすることなく、太平洋戦争の緒戦で被爆し放棄された。
==艇歴==
マル4計画の700トン型掃海艇、仮称艦名第164号艦として計画。1940年9月17日、株式会社東京石川島造船所で起工。12月10日、第十九号掃海艇と命名され、第七号型掃海艇の7番艇に定められる。
1941年2月18日、進水。4月22日、艤装員事務所を石川島造船所深川工場内に設置し事務を開始〔昭和16年4月28日付 海軍公報(部内限)第3781号。〕。5月31日竣工し、艤装員事務所を撤去〔昭和16年5月31日付 海軍公報(部内限)第3807号。〕。本籍を舞鶴鎮守府に定められ、第三艦隊第二根拠地隊に編入。6月11日から8月25日までの全般任務として中支、南支沿岸で監視警戒に従事。6月22日から25日まで披山島掃蕩作戦に参加し、陸戦隊の揚陸掩護に従事。7月1日、王環島坎門鎮作戦に参加。7月10日から8月6日まで第二遣支艦隊作戦指揮下に編入され、ふ号作戦(南部仏印進駐)に参加し、陸軍輸送船団の護衛と泊地の掃海に従事。8月26日、内地に帰還し、整備と訓練に従事。
11月26日、佐世保を出港。12月1日、馬公に入港。太平洋戦争の開戦時は軍隊区分菲島部隊第一急襲隊に配され、第五水雷戦隊司令官の指揮下で行動。7日、アパリ上陸船団を護衛し馬公を出港。10日、アメリカ商船セタス号を拿捕する。同日カガヤン川河口に投錨直後、アメリカ陸軍航空隊機の爆撃を受け被爆し、爆雷が誘爆して大破。艦橋より前の艇体が水面上に露出した状態で水没〔『第一急襲隊戦闘詳報(第五水雷戦隊戦闘詳報第一号)』。〕し放棄された。
1942年1月15日、舞鶴鎮守府第四予備掃海艇に定められる。4月1日、艦艇類別等級別表の掃海艇の部中に第十九号型の項が新設され、その1番艇に定められる。
1945年11月30日、海軍省の廃止に伴い除籍された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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