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蒲鉾(かまぼこ、英名:Kamaboko)は、練り製品(英名:Fishjelly products)のひとつ。原料にはタラ類、サメ類、イトヨリ、ベラ類他の白身魚が使用される。原料を脱水砕肉しでんぷんなど副原料を添加して成形加熱する。なお一般に練り製品は細菌、カビなどでいたみやすい〔住江金之監修「原色食品図鑑」KENPAKUSYA p.88 〕。 製法により、杉などの小板に半円筒形にいわゆるかまぼこ型にもりつけた「板かまぼこ」、麦わらなどに巻きつけた「(簀)巻かまぼこ」、薄く削ったかまぼこを乾燥させた「削りかまぼこ」などがある〔住江金之監修「原色食品図鑑」KENPAKUSYA p.88 (かまぼこの項)〕。 == 歴史 == 古くは材料を竹の棒に筒状に巻いて作った。その形が蒲(がま)の穂に似ていることから、「蒲鉾」と呼ばれるようになったとされる。この最初期の蒲鉾は現在のような海水魚ではなく、主に淡水魚のナマズを原料としていた。竹を抜き去ると現在の竹輪の形になる。後に板の上に成形した「板蒲鉾」が登場し、区別のために「竹輪蒲鉾」と呼び分けていたが、元祖の方は「蒲鉾」が脱落して単に「ちくわ」となり、板蒲鉾の方は逆に板が外れて「蒲鉾」になった〔DON! 全国かまぼこ連合会 日本テレビ 2010年9月28日放映。〕。平安時代の『類聚雑要抄』には藤原忠実が永久3年(1115年)に転居祝いに宴会を開いた時の串を刺したかまぼこが載っている。これを確認できる最古の文献上のかまぼこであるとして、業界団体がその数字をとって11月15日を蒲鉾の日としている。 白身の魚は高価であり、蒲鉾もご馳走と考えられた。時に贈答品として用いられ、御節料理にも利用される。豊臣秀頼の大好物であったと伝えられ、本能寺での織田信長の最後の晩餐にも供された。なお、かまぼこが商品として販売されるようになったのは江戸時代以降とされる。 武家の結婚式では鯛が縁起物として欠かせなかったが、経済的に用意できない場合は絵や模造品を持ってこれに代えた。その一つが細工蒲鉾(飾り蒲鉾)であり、次第に庶民の結婚式にも縁起物として出されるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蒲鉾」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kamaboko 」があります。 スポンサード リンク
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