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等族国家(とうぞくこっか、ドイツ語:Ständestaat)とは、ヨーロッパで封建国家と絶対主義国家の中間に出現する国家形態〔日本大百科全書(ニッポニカ)〕。身分制国家ともよばれる〔。貴族、聖職者、市民や農民の代表者など身分制議会に出席できる権利を持つものを等族という〔。 == 概説 == 封建制国家は、特にイギリスとドイツで典型的に身分制秩序が発展し、身分制議会(等族議会)が形成されるようになった。これは一方で貴族による王権の制限という形式を取ったが、同時に王権を中心とした王国単位での共同体を創設することにもなり、普遍的な世界(中世キリスト教の教皇権を基盤とした国家)の解体につながるものであった。このような身分制に基づく議会主義をとる国家を等族国家といい、ヨーロッパ中世後期に特徴的な国家様式であると考えられている。 等族国家は西はブリテン島から東はポーランド、さらには聖地に作られた十字軍国家も同様の形態を取るが、その内実は地域によりかなり異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「等族国家」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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