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筑紫 葛子(つくし の くずこ)は、6世紀(古墳時代後期)の豪族。カバネは君。 磐井(筑紫君磐井)の子である。『日本書紀』では「筑紫君葛子(つくしのきみ くずこ)」と表記される。 == 記録 == 『日本書紀』によると、継体天皇21年から同22年(527年?-528年?)〔継体天皇晩年の編年は、『百済本記』の伝える辛亥の変(継体・欽明朝の内乱)により3年繰り上げられたとする説があり、これによれば磐井の乱は実際には530年から531年の出来事とされる(「磐井の乱」『日本古代史大辞典』 大和書房、2006年)。〕に父の磐井(筑紫君磐井)と朝廷軍との間に戦いが発生したが、継体天皇22年11月に磐井は敗死した(磐井の乱)。同年12月、子の葛子は死罪を贖うことを求め、糟屋屯倉(旧筑前国糟屋郡付近、現在の福岡県糟屋郡・福岡市東区付近に比定)を朝廷に献じたという。 なお、『筑後国風土記』逸文では磐井に関する記述はあるが、葛子に関する記述はない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「筑紫葛子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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