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『箱入娘』(はこいりむすめ)は、1935年(昭和10年)1月28日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サウンド版、67分。 坂本武主演の「喜八もの」の3作目。本作での喜八はメインストーリーに直接は絡まずに傍観者的役割にとどまっている。同時期にラジオドラマ化もされており、箱入娘シリーズの構想もあったが立ち消えになった。初回興行は帝国館。現存するのは脚本のみで、ネガフィルムおよび上映用プリントは失われている。 == あらすじ == 裏通りで煎餅を作って生活している喜八は、いつも息子に叱られている。おしげは木綿問屋の若旦那に気に入れられているが、彼女は近所に下宿している荒田が好きだった。しかし、おしげの母おつねは彼女を木綿問屋に嫁がせようとする。そこで喜八は、結婚式を中断させて皆の意見を聞きたいと言う。結局、おしげと荒田は一緒に新婚旅行に出発するのだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箱入娘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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