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箱根登山鉄道3000形電車(はこねとざんてつどう3000がたでんしゃ)は、箱根登山鉄道が2014年11月1日から営業運行を開始した〔旅客用電車である。 箱根登山鉄道では初となるVVVFインバータ制御を採用し〔、すでに登場している2000系と連結することによって、繁忙期には全列車を3両編成とするために登場した車両である〔。姉妹鉄道提携を結んでいるレーティッシュ鉄道が走っているスイスにちなんで、スイスで使用されているロマンシュ語の挨拶から「アレグラ号」という愛称が設定され〔、2015年5月21日付で「鉄道友の会」のローレル賞を受賞した。 本項では、1000形については「ベルニナ号」、2000系については「サン・モリッツ号」、本形式3000形については「アレグラ号」と表記する。また、本文中で車両の向きについて「強羅側」「箱根湯本側」とした場合は、箱根湯本駅と出山信号場の間における向きを基準とする。 ==登場の経緯== 箱根登山鉄道では鉄道線の輸送力増強のために、1993年7月から3両編成での運行を開始していたが、その後も多客時には電車に乗るのに1時間近く待つことがあるほどの混雑となることがあった〔。その後、1997年6月17日付で「サン・モリッツ号」の第3編成(クモハ2005+モハ2203+クモハ2006)が増備された〔あとには車両の増備はなかったため、全列車での3両編成運用は出来ず〔、混雑時にも2両編成が運用されることになり、利用者からは不評であった〔。その後も新車導入の検討は行われたものの、車両に対する大型投資は行われなかった〔。2004年に「ベルニナ号」の冷房化改造が行われた時には、可能な限り出費を抑えるという観点から〔、大容量の電源装置を装備する「サン・モリッツ号」の中間車を連結することによって冷房用の電源を確保することにしており〔、車両数は変わらなかったため、2両編成の列車が残ることになった〔。 その後、2012年5月に箱根登山鉄道・箱根ロープウェイ・箱根観光船・箱根施設開発の4社が発表した大型投資の計画〔には、「繁忙期には全列車を3両編成とするための新型電車を製造する」ことが盛り込まれた〔。また、新型電車のデザインは、小田急ロマンスカー50000形VSE車・60000形MSE車のデザインに携わった岡部憲明が担当することとなり〔、2013年6月にはデザインも決定した〔。 こうして、2両で約8億円を投じ〔、箱根登山鉄道の鉄道線では25年ぶりとなる新型車両〔として登場したのが3000形「アレグラ号」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箱根登山鉄道3000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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