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箱根登山鉄道1000形電車(はこねとざんてつどう1000がたでんしゃ)は、箱根登山鉄道が1981年3月から運用している〔旅客用電車である。 姉妹鉄道提携を結んでいるスイスのレーティッシュ鉄道ベルニナ線にちなんで「ベルニナ号」という愛称が設定され〔、1982年には鉄道友の会より「ブルーリボン賞」を授与された〔。1984年には1編成が増備され〔、2両編成×2編成となったが、2004年に冷房改造が行われてからは、2000系「サン・モリッツ号」の中間車を組み込んだ3両編成×2編成として運用されている〔。 前述の通り「ベルニナ号」という愛称が設定されているが、1984年に増備された編成には「ベルニナII」という愛称も公式に設定されている〔。このため、本稿全般の呼称としては「ベルニナ号」と記述し、個別の編成について記述する際には、1981年に製造された編成を「ベルニナ」、1984年に増備された編成を「ベルニナII」と記述する。また、2000系については「サン・モリッツ号」と表記する。 == 登場の経緯 == 箱根登山鉄道では、1919年6月1日の開業当時に製造したチキ1形、その後1927年と1935年に増備したチキ2形・チキ3形によって鉄道線の運行を行っていた〔。1979年には鉄道線開通から60周年となったことを記念し〔、鉄道線の建設にあたって参考としたベルニナ線を運行するレーティッシュ鉄道と姉妹鉄道提携を結んだ〔。 一方、1970年代に入ってからモータリゼーションが進展、公共交通機関は影響を受けることになった。箱根を経由する国道1号は幹線でありながらカーブの多い山岳道路であり、観光客を乗せたマイカーが特定の道路に集中することによる渋滞がみられるようになった〔。しかし、これによって自動車部門が定時性の確保が困難となるなどの打撃を受けたのに対し、時間の正確な登山電車は逆に見直されることになった〔。 こうした環境の下、チキ2形・チキ3形が1935年9月に増備されて以来、約45年ぶり〔となる新型車両として登場したのが本形式「ベルニナ号」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「箱根登山鉄道1000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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