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足利 満直(あしかが みつなお/みつただ)は室町時代中期の武将で篠川御所(篠川公方)と呼ばれる。第2代鎌倉公方足利氏満の次男。第3代公方足利満兼は兄。 == 概要 == 陸奥国安積郡篠川(現福島県郡山市)に派遣、下向し、篠川御所(篠川公方)と呼ばれる。同時に弟の満貞も篠川から南に下った陸奥岩瀬郡稲村(現福島県須賀川市)に下向し、稲村御所(稲村公方)と呼ばれる。なお、『続群書類従』所収の『喜連川判鑑』(元禄9年(1696年)に二階堂氏所蔵本を写して彰考館に置いていたもの)や『古河公方系図』では満直を「稲村殿」、満貞を「篠川殿」としている。他方、異説として『古河公方系図』に満直を「篠川殿」、満貞を「稲村殿」とする説も併記されており、弟と混同している史料もある。 学術的にも、篠川・稲村公方の比定を巡って揺れがあり、鎌倉府研究の先駆者である渡辺世祐の『関東中心足利時代之研究』(1926年)は、『喜連川判鑑』などの記述に従って、満直を稲村公方、満貞を篠川公方と比定したが、その後の記録・文献の研究などによって、1960年代には満直と満貞の位置づけが反対であることが確定された〔福島県、P713、P737 - P739、P748、杉山、P71、P88、P93、P117。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「足利満直」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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