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受肉(じゅにく、〔古典ギリシア語再建音:エンサルコーセー、現代ギリシア語転写例:エンサルコシ〕, , , , )とは、三位一体のうち子なる神(神の言)が、ナザレのイエスという歴史的人間性を取った事を指す、キリスト教における教理〔『キリスト教大事典 改訂新版』530頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版〕。 == 訳語 == 正教会では藉身(せきしん)と訳される〔信仰-教会:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 〕〔東方正教会の歴史(抄) 〕。これは「身を藉りる(かりる)」と読み下すことができ、キリストが身をとったことをより能動的に表している。「籍身」の用字は誤り〔「藉」と「籍」は別の字であり、前者は草むしろを敷きその上に乗ることから、動詞として「かりる、かさねる」といった意味をもち、後者は文字を書いた竹札を重ねて保存したものを指すところから、動詞として「記入する、農具ですく」といった意味をもつものである。出典:『漢字源』1013頁、1154頁、学研、1996年4月1日改訂新版第3刷 ISBN 9784053000231〕。 カトリック教会ではかつて託身〔『カトリック大辞典 III』431頁、上智大学編纂、冨山房、昭和42年第七刷〕および托身〔『カトリックの信仰〈第3〉御托身―公教要理第一部解説 (1947年)』ASIN B000JBED44〕(いずれの読みも「たくしん」)という訳語も用いられたが、2010年現在ではほとんど使われず、「受肉」が一般的となっている〔新要理書編纂特別委員会 (著, 編集), 日本カトリック司教協議会 (監修) 『カトリック教会の教え』ISBN 9784877501068(2003年版)でも、事項索引に「受肉」は存在し多くの頁への誘導が記載されているが、「託身」「托身」は用意されていない。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「受肉」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Incarnation (Christianity) 」があります。 スポンサード リンク
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