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米粉(べいこ、べいふん、こめこ)は、米を製粉したもの。穀粉(こくこ)ともいう。団子、餅、煎餅、麺類、米粉パンなどの原料となる。近年では特に、 製粉技術の発達によって粒子を平均数十マイクロメートル以下まで細かく、損傷澱粉を少なくするなどして、従来の米粉(上新粉)より小麦粉の代用として使いやすくした微細粉米粉が注目されている〔長野県公式ホームページ〕。製粉技術の進歩に 日本では、国産米(地元産米)の消費拡大につながる新たな需要が期待されている。 == 原料 == 米粉はうるち米ともち米から作られる〔全国穀類工業協同組合 公式サイトより〕。 うるち米は、従来は2mm弱の網目をもったふるいで選別した「網下米」「くず米」などと呼ばれる粒食に適さないものを原料として使用してきたが、近年では、粒食として使用できる(そのまま炊いても食べられるほどの)米を米粉にするケースもでてきた〔池田信太朗 『事故米騒ぎで露呈した「米粉」普及の障害 』日経ビジネスオンライン(日経BP)、2008年9月30日付配信〕。 くず米以外の米粉原料米としては、加工用米、ミニマムアクセス米(MA米)、現物弁済米がある。加工用米は主にJAが取り扱っており、粒食用の米を加工用とすることで減反に含めることができる。原料米としては価格がやや高いが、粒食用米と同等の品質がある。MA米は、WTOの取り決めにより海外から輸入された米である。年間約80万トン輸入されている。現物弁済米は、米穀機構が取り扱っている米で、用途は限られるが比較的安価である。これらの米は、粒食に転用されないように砕いて(変形加工)から売却されている。 米粉は原料の違いに加えて、加工法によって上新粉、白玉粉などの種類に分かれる〔。 なお、上述のうるち米の「網下米」は、加工用米として「特定米穀」と呼ばれ、品質管理などの仕組みが存在しなかった。粒食用のうるち米は食糧法などで管理されていたことと比べると管理が甘い状況にあり、そのため2008年に露呈した事故米不正転売事件で、事故米の流通先の一つとして米粉に流れたとの指摘がある〔。 さらに、グルテンフリー食品や、セリアック病の認知度が高まり、米粉食品が見直されている。 File:HK Pancake cooking Sept-2010 Ingredient 糯米粉 Glutinous Rice Flour.JPG|タイの糯米粉 File:HK Pancake cooking Sept-2010 Ingredient 粘米粉 Rice Flour.JPG|タイの粘米粉 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「米粉」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rice flour 」があります。 スポンサード リンク
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