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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 粗 : [ほぼ, あら] 1. (adv) (uk) almost 2. roughly 3. approximately ・ 化 : [か] (suf) action of making something
粗視化(そしか、)とは、ある変数空間で定義された連続的な物理量を、その変数を任意の単位スケールで離散化し、単位スケール内で物理量の平均を取ることで、その物理量そのものも離散化し情報量を減らす手法。単純に言うと、モザイクを掛ける事、解像度を下げる事がこれに相当する。解像度の高い空間から低い空間への射影操作であるとも言える。可逆な基礎方程式(ニュートン方程式など)から不可逆な現象(エントロピー増大則など)を説明するためのトリックの一つだと考えられている。 ==分布関数の粗視化== 物理学ではよく粗視化された分布関数が用いられる。厳密な(粗視化されていない)分布関数に対し、粗視化された分布関数は次で定義される。 ここでは粗視化の領域であり、2次元ならばはその面積、は面積素である。 例えば、統計力学でエントロピーの計算をする際に位相空間を細胞に分割する操作は 等の様に書けるだろう。この粗視化された分布関数に対してエントロピーが定義される。 ここではボルツマン定数である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粗視化」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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