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粟田大燈呂(あわただいとうろ)とは、京都府京都市東山区粟田口鍛冶町にある粟田神社の祭事である粟田祭(あわたまつり)の風流行列〔。青森県のねぶたのルーツとも云われている。 == 沿革 == 青蓮院文書「華頂要略」に記されている「夜渡り神事」の下りによると、「年毎の祭礼に・・・供奉(ぐぶ)に氏人 灯籠をともして、神輿に先行すること数百。さまざまの造り物ありて衆人の目を驚かすにより、貴賎群集することおびただし。誠に一大壮観なり」と書かれている。祭りに大灯籠が加わった時期は不明だが、戦国時代の公卿山科言継の日記である「言継卿記」の永禄10年7月24日(ユリウス暦:1567年8月28日)には、「粟田口の風流が吉田へ向かうということを聞きましたので、夕方に吉田へ向かいました。大きな灯呂が二十あり、その大きさはおよそ二間(3.6m)四方もあり、前代未聞のことで大変驚いた (粟田神社口語訳)」と、粟田周辺の風流行列に大灯籠が出ていた事などが描かれている。 しかしその後、大勢の見物人が殺到し、けが人が続出した為、この風流行列は中止になったとされる。この神事が途絶えたのは少なくとも天保3年(1832年)以前と言われており、それ以来大灯籠を見たという者はおらず、また図版も残っていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粟田大燈呂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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