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『精霊使い』(エレメンタラー)は、岡崎武士による漫画、およびそれを原作としたアニメ。 原作漫画は1989年からアニメ雑誌『ニュータイプ』(角川書店)にて連載されていたが、作者の病気(肺気胸)療養のため、最終決戦前に「第一部完」という形で1997年に未完のまま終了した。この年、『精霊使い』は第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。 == 概要 == 単行本がニュータイプ100%コミックスから全4巻で刊行後、1999年から2000年にかけて角川スニーカー文庫より小説版全3巻(著:檜村美月)が出版された。小説版は檜村美月の独自創作により未完部分が補完され、物語は一応の完結を迎えた。 その後、ニュータイプ100%コミックス版は絶版となったが、2007年に入り講談社からその復刻として再編集特別版が全3巻で刊行された。再編集にあたり岡崎武士自身による10年ぶりの「続き」が描き下ろされ、第3巻の巻末に収録された。書き下ろされた新作はわずか8ページであったが、岡崎はこれについて「ラストとして構想していたエピソードで、これ以降の物語はありません」と語っており、簡素ながら本家オリジナル版も実質の完結を迎えたこととなる。 8年間の連載にもかかわらず単行本が4冊(講談社版は3冊)しか刊行されなかったが、それは病気で断筆を決意するに至るまでにも途中3度の入退院があったことが大きな理由である。 また、非入院時においても普段から栄養不足など様々な弊害で精神と体力を著しく消耗するなどの重大な危険を抱えており、比喩ではなく「死にかけ」の状態で作品が連載されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「精霊使い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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