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『糞神島』(くそがみじま)は、水木しげるによる日本の漫画作品、並びに作中の舞台となる架空の島。初出は『漫画アクション』(双葉社)1971年4月15日号〔『別冊新評 水木しげるの世界』(1980年、新評社)の「水木しげる作品リスト」を参考。〕。1973年に同社から短編集『糞神島』が刊行された。 == 概要 == 糞を信仰する島に転任してきた教師が糞と奮闘する姿を描いた、水木ならではの風刺作品。ほぼ全編にわたって糞が描かれており、島にそびえたつ壮大な糞の山の点描は圧巻と評されている〔『怪奇館へようこそ』(ちくま文庫)解説参考。〕。マンガ研究家の中野晴行は、糞やオナラが自然に登場するのが特色の水木漫画において集大成ともいうべき作品で、糞をこれほどの大スペクタルに仕立てた作家があったであろうかと絶賛している。 糞神島の設定は、水木が生活を送ったラバウルの原住民の赤ん坊がどこでも糞をし、またそれを豚が喰ってしまうといった、大らかな生き方への共感から作られたとも言われる。 なお、主人公の教師は最後まで名前が明かされておらず、解説書などでは「糞神島の先生」などと記されている。また、髭を蓄えた容姿は現人神の末裔によく似ているという指摘もされている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「糞神島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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