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紀元前10千年紀(きげんぜんじっせんねんき)は、西暦による紀元前10000年から紀元前9001年までを指す千年紀(ミレニアム)である。現在からおよそ1万1000年〜1万2000年前に当たる。この項目では、国際的な視点に基づいた紀元前10千年紀について記載する。 紀元前10千年紀は中石器時代や亜旧石器時代が始まる時期であり、完新世の最初のころである。雑穀や米の最初の形の耕作に基づく農業が、西南アジア(肥沃な三日月地帯)で起こった〔Roberts (1994)〕。 世界人口はおよそ100万から1000万人の間で、その大半であった狩猟採集民は、南極大陸とジーランディア以外の全ての大陸に拡散した。 最終氷期であるが終わり、現在まで続くが始まると、北部地域への再植民が行われた。 == できごと == *紀元前10,603年ごろ; ヘール・ボップ彗星が太陽に接近。次に接近するのは紀元前8千年紀。 *紀元前10,000年ごろ; 初の中石器時代の洞窟絵画が作成される。戦争と宗教的な場面を描いたもの。 *紀元前10,000年ごろ; ヒョウタンが運送容器として用いられる。 *紀元前10,000年ごろ; 最終氷期の終わり。 *紀元前9700年ごろ; ヤンガードリアスと更新世の終わり。完新世の始まり。 *紀元前9500年ごろ; この頃に小アジアで野生の草を収穫(必ずしも耕作していたとは限らない)をしていたという証拠がある。 *紀元前9500年ごろ; ギョベクリ・テペで寺院複合体の第1の建築段階。 *紀元前9300年ごろ; ヨルダン川の谷でイチジクが明らかに栽培される〔Kislev ''et al.'' (2006a, b), Lev-Yadun ''et al.'' (2006)〕。 *紀元前9100年ごろ: ギョベクリ・テペの寺院複合体で放射性炭素により確かめられる最も古い年代。 *紀元前9000年ごろ; 新石器時代文化が古代オリエントで始まる。 *紀元前9000年ごろ: 近東: 初の石造建造物がエリコで建てられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紀元前10千年紀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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