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紀大音 : ミニ英和和英辞書
紀大音[き の おおと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 

紀大音 : ウィキペディア日本語版
紀大音[き の おおと]

紀 大音(き の おおと〔旧仮名遣いでの読みは「き の おほと」〕、生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物である。姓(カバネ)は672年壬申の乱のとき大海人皇子(天武天皇)の側につき、懼坂に陣営を作って河内で敗れた味方を収容した。
== 概要 ==
紀氏(紀臣)は当時の有力氏族だが、大音の系譜は不明である。
天武天皇元年(672年壬申の乱で倭(大和国)の方面の指揮をとった大伴吹負は、おそらく7月2日に河内から大軍が来るとの情報を得て、三部隊を分派した。そのうち坂本財らの部隊は、高安城を攻め取ってから、おそらく7月3日の朝に西方を見下ろし、壱伎韓国が率いる大軍を遠望した。彼らは出撃して戦うことを決めたが、別に紀大音に人数を預けて懼坂を守らせた。坂本らは衛我河の西で戦って敗れ、大音が用意した陣営に逃げ込んだ。おそらく5日に壱伎韓国の軍勢が押し寄せると、彼らは抗戦できずに退却した。紀大音はその後も吹負の下で戦ったと思われるが、他に記録がなく後のことは不明である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紀大音」の詳細全文を読む




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