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紀 弥麻沙(き の みまさ、紀 彌麻沙)は、6世紀中頃(朝鮮の三国時代/日本の古墳時代後期)の倭系百済人。官位は奈率(なそつ/なそち:百済の官位十六品の第6位)。 『日本書紀』では「紀臣奈率彌麻沙(きのおみ なそつ みまさ)」などと表記される。 == 記録 == 『日本書紀』欽明天皇2年(541年?)7月条の割注によると、紀臣(紀氏。名は記載なし)が韓婦を娶って生まれた子で、百済に留まってのち奈率になったという。欽明天皇紀では、弥麻沙のほかにも物部施徳麻奇牟などの倭系百済人と見られる人物が多く記されている。 同条によると、安羅の日本府と新羅とが計を通じたと聞いた百済により、弥麻沙は前部奈率鼻利莫古・奈率宣文・中部奈率木刕眯淳ら3人とともに安羅へ遣わされた。そして安羅に新羅任那の執事を召させ任那を建てるよう謀らせたという。 欽明天皇3年〔『日本書紀』には「秋七月」とのみ記載されるが、同年の秋七月を繰り返すのは不自然であることから翌欽明天皇3年と解される(『新編日本古典文学全集 3 日本書紀 2』小学館、2004年(ジャパンナレッジ版)、pp. 377, 379)()。〕(542年?)7月には、下韓・任那の政を奏して上表するため、中部奈率己連とともに百済から来朝している。そして欽明天皇4年(543年?)4月に帰国したという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紀弥麻沙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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