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『純と愛』(じゅんとあい)は、2012年度下半期にNHKが大阪放送局制作により、総合テレビとBSプレミアムで放送されていた連続テレビ小説・第87シリーズの日本のテレビドラマ。 ==概要== NHK大阪放送局が2012年1月19日の記者発表で概要を明らかにした。 遊川和彦の脚本によるオリジナルストーリー。沖縄県宮古島市と大阪府大阪市大正区が本作の舞台で、宮古島出身の一人の女性が大阪で働き、後に夫となる男性と共に夢に向かう姿を描く。 連続テレビ小説で沖縄県が舞台となるのは『ちゅらさん』(2001年上半期)以来11年振りとなる。 2012年3月21日、ヒロインの狩野純役に夏菜を起用したとNHKが発表した(オーディションで2258名が応募した)。 物語は3部構成となっており、番組の前半にあたる第1部・オオサキプラザホテル編(第1週-第12週)は、純が初めて就職した高級ホテル「オオサキプラザホテル(後カイザーオオサキプラザオオサカ)」での修行と吸収合併後のホテル再生への一致団結、家族が残る宮古島のホテルでの再建へ向けた葛藤、後半のほとんどを占める第2部・里や編(第13週-第22週)は純の再就職先となる大正区の旅館「里や」で理想とする「まほうのくに」作りにまい進しつつ、宮古島から大阪に越してきた家族との対立、また沖縄県出身が多い大正区での人とのふれあい、後半の最後を締めくくる第3部・宮古島編(第23週-最終週)は客の不注意が原因で里やを失った純が、里やの客の1人が所有する別荘の譲渡を受けてホテル・新生サザンアイランドを開業を目指した後、夫・愛の突然の入院と台風の被害に遭った新生サザンアイランドを復興し、狩野家と2人の元里や従業員・神戸に帰った待田家と共に「まほうのくに」を築いていく。 また、阪神・淡路大震災の発生日であった、2013年1月17日放送「第16週・あいがつたわる(その4・通算第89話)」では、純・夫の愛・実兄の正が合掌し、純と正が幼かった当時に被災した思い出を語るシーンが放送された。第3部でも具体的にこのドラマの日付設定が明らかになるシーンがあり、その日付と曜日の組み合わせから、第3部の開始は2012年5月7日と設定されている〔第128話、及び第129話の番組冒頭の晴海と純の会話に出てくる「今日の曜日は?」で始まる会話とホワイトボードのメモより。ドラマ内の曜日と放映日の曜日も一致している。しかし、水曜日以降は逆に2013年のカレンダーに合わせた日付に変わっていたり、昭和30年に善行が生まれ58歳で亡くなったなど、矛盾が生じている。〕。 2013年2月22日、NHK大阪放送局のスタジオでクランクアップした。合わせて、最終回放送後の2013年4月20日20:00より、NHK BSプレミアムにて第1部に出演していた吉田羊が演じる桐野富士子を主人公としたスピンオフ番組『富士子のかれいな一日』が放送されることが発表された。 脚本の遊川和彦によると、登場人物名には役柄を意識したものもあったという。善行(一つも善行はしない人)、正(正しくない人間)、剛(強くない人間)といったものはキャラクターと逆の意味で付けられた。また、水野安和は「やることなすこと水の泡になる人」を示しているという〔ステラ臨時増刊『純と愛 メモリアルブック』 p.55 「QとA 064」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「純と愛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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