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紙をくれ(かみをくれ)は、学校の怪談のひとつ。 == 内容 == 地域や時代により様々なバリエーションがあるが、概ね以下のような内容である。 夕方の学校のトイレに入った女子生徒が「かみをくれ」という個室からの声を聞きつける。 彼女は近くに置いてあったトイレットペーパーを上から投げ入れた。すると再び「かみをくれ」と言われ、また投げ入れる。 紙を入れるたびに声が大きくなり、また何度入れても「かみをくれ」と言われるため「もうないわよ」と返したところ、声はぴたりと止んだ。 不審に思った生徒がドアをノックするが、返事は無い。恐る恐るドアを押してみると鍵は開いており、中を見るとそこには誰もいなかった。 恐怖で凍りつく生徒。すると「この紙じゃない…お前の髪だ!」の声と共に便器の中から伸びてきた手に髪を掴まれ、彼女は便器に引きずり込まれてしまったというもの〔松山ひろし 『壁女-真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2004年、58-60頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紙をくれ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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