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紙火薬(かみかやく)は、おもちゃ花火の一種。紙の上に少量の火薬を盛り付けた物で、打撃を加えて起爆させ、小さな爆発現象(火花、破裂音、発煙、等)を楽しむものである。シート状の平玉火薬と、ロール状の巻玉火薬の2種類がその代表格である〔1960年ごろには、輸入トイガンと一緒に貼り付けるタイプのペーパーキャップも輸入されていたとされる〕。 ピストルの形をした玩具(遊戯銃)やダーツ型の投擲玩具に装填し、起爆させて使用する(詳しくは後述)。 == 種類 == === 平玉火薬 === 平玉火薬(ひらだまかやく)は、ミシン目の入った赤い紙に 5×10列の小粒の火薬を等間隔で配置してある紙火薬である。火薬類取締法施行規則において、一粒の直径が4.5ミリメートル以下、高さが1ミリメートル以下、火薬量が0.01グラム以下と規定されている。後述する「ジャンプ弾」やモデルガンなどに使用される。 モデルガン用としては輸入禁止となったコブラキャップの代用品として使用されていたが、1980年代以降に普及した国産のキャップ火薬にその地位を奪われている〔くろがねゆう『ヴィンテージモデルガンコレクション』ホビージャパン〈Hobby Japan Mook 431〉、2012年、136-137頁〕。しかし玩具用としてではないが、販売・購入に制限がない利点から、運動会用のミニ雷管として同様の製品が製造・販売され続けている。このミニ雷管については、台紙の色は競技用紙雷管と同じ黄色になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紙火薬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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