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紙腔琴(しこうきん)は、手回し式の小型オルガンの一種。1890年(明治23年)、戸田欽堂が発明し、栗本鋤雲が命名した〔日本国語大辞典(小学館)。〕。西川オルガン製作所で製作し、東京銀座の十字屋楽器店で売り出した。 ==構造== 発音機構は、西洋における「自動手風琴(オルガネッタ)」や「ストリートオルガン」とほぼ同一である。 長さ1尺(約30センチメートル)、高さ5、6寸(15ないし18センチメートル)の木製の箱のなかに、ふいごをしかけ、箱側面の取っ手をまわすと、外の空気が箱内に吸い込まれる。 箱上面中央にはハーモニカのように、風孔とそれぞれの穴孔に音階的に並列した簧(した)とを配置する。 取っ手を回すと同時に、穴孔の上を、楽曲に応じて線状の穴が切り抜かれた長い巻紙(ミュージックロール)を通過させる。 巻紙状の譜箋の孔線をとおして空気が吸い込まれるから、その孔線の位置に対応する所要の高さの音が、孔線の長さの通過時間だけ発せられ、もって楽曲が演奏される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紙腔琴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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