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紙衾(かみふすま)とは、和紙を原料とした寝具である。 和紙は元来、麻クズなどを原料として製造されたため、衣料や寝具への利用も可能で、平安中期に和紙が大量生産されたことから、文房具以外にも利用されるようになった。 紙衾は和紙を布団とした物で、中に綿や藁などを入れた物も作られた。 平安中期から江戸時代に至るまで、庶民の中でも概して貧しい人たちに広く使用されたが、丈夫で軽く、携帯に便利なため、武士や俳人に愛好され、松尾芭蕉には『紙衾ノ記』という作品もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紙衾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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